ニュース
オープンソース技術に基づくべき生成AIのコンポーネントは何か Linux Foundation Japanが調査レポートを発表:「調査対象となった全ての企業が多額の投資を見込んでいる」
Linux Foundation Japanは「2023年オープンソースの生成AIに関する調査レポート」を公開した。生成AIがビジネスの重要な要素になりつつあり、統合の容易さと透明性の点で、プロプライエタリAIよりもオープンAIが好まれていることが分かった。
Linux Foundation Japanは2024年5月30日、「2023年オープンソースの生成AIに関する調査レポート」を公開した。これは、Linux Foundation ResearchがLF AI & Data Foundationと協力して作成した調査レポート「2023 Open Source Generative AI Survey Report」の日本語版。それによると回答者の8割が「生成AI(人工知能)を自社の業務で利用している」と回答した。
オープンソース技術に基づくべき生成AIのコンポーネントは何か
レポートによると、回答者の6割が「生成AI戦略に多額の投資を行う」と答えている。投資分布を見ると、エンドユーザーとベンダーのどちらもほぼ同じ傾向があった。このことからLinux Foundation Japanは「調査対象となった全ての企業が多額の投資を見込んでいる」と分析している。
関連記事
- OSSが抱えるリスクトップ10 OWASPが発表
非営利団体のOWASPは、OSSが抱えるリスクトップ10をまとめた文書「Top 10 Open Source Software Risks」を公開した。 - 「2024 State of Open Source Report」でOSSの最新利用動向が明らかに 最も投資されているOSS分野は?
Open Source Initiative(OSI)は、世界の企業や組織におけるオープンソースソフトウェアの利用状況とサポートに関する調査結果をまとめたレポート「2024 State of Open Source Report」の公開を発表した。 - 企業が注意すべき、オープンソース活用に共通する6つの注意点とは
オープンソースは、利用する企業に相応のメリットをもたらす。とはいえ、オープンソースを利用する過程で開発チームが直面する無視できない注意点もある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.