検索
ニュース

専門家でも3割が“脆弱性悪用による大惨事”を防ぐ「セキュアソフトウェア開発」に不慣れ Linux FoundationとOpenSSFの調査企業におけるセキュアソフトウェア開発の取り組みの課題とは

Linux FoundationとOpenSSFは、セキュアソフトウェア開発の現状と課題を調査したレポート「Secure Software Development Education 2024 Survey: Understanding Current Needs」を発表した。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 Linux Foundation ResearchとOpen Source Security Foundation(OpenSSF)は、2024年7月16日(米国時間)、セキュアソフトウェア開発の現状と課題を調査したレポート「Secure Software Development Education 2024 Survey: Understanding Current Needs」を発表した。同レポートは、ソフトウェア開発に携わる関係者約400人を対象に実施された調査に基づくものだ。

 攻撃者は常時、ソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性を発見し、悪用している。そのため、堅牢(けんろう)なソフトウェアセキュリティの重要性が増している。にもかかわらず、多くの開発者は「セキュアソフトウェア開発」を効果的に実施するために不可欠な知識やスキルが不足しているという。

「あらゆるレベルの開発者が、セキュアなコードを書くための十分な知識とスキルを身に付ける必要がある」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Security & Trust 記事ランキング

  1. ChatGPTやClaudeのAPIアクセスをかたってマルウェアを配布するPython用パッケージ確認 Kasperskyが注意喚起
  2. 高度なAIでAIをテスト OpenAIが実践するAIモデルのレッドチーム演習とは
  3. Google、オープンソースのセキュリティパッチ検証ツール「Vanir」を公開 多種多様なAndroidデバイスの脆弱性対応を支援するアプローチとは
  4. 増える標的型ランサムウェア被害、現場支援から見えてきた実態と、脆弱性対応が「限界」の理由
  5. 「SQLite」のゼロデイ脆弱性、GoogleのAIエージェントが見つける AIは脆弱性調査の課題をどう解決したのか?
  6. 「このままゼロトラストへ進んでいいの?」と迷う企業やこれから入門する企業も必見、ゼロトラストの本質、始め方/進め方が分かる無料の電子書籍
  7. 日本人の約半数が「1年前より危険」と考えるオンライン詐欺とは マカフィーがホリデーショッピング詐欺に関して調査
  8. 堅調なID管理や認証、脅威インテリジェンスなどを抑え、2024年上半期で最も成長したセキュリティ分野は?
  9. 従業員は「最新のサイバー脅威との戦い」を強いられている セキュリティ教育に不満を持つ理由の1位は?
  10. ランサムウェア攻撃を受けた企業、約6割が「サプライチェーンのパートナー経由で影響を受けた」 OpenText調査
ページトップに戻る