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NotebookLMの「Overview」機能が日本語をはじめとする世界80言語に対応 GoogleAudio Overviewの英語版限定機能も開放

Googleは2025年8月26日、情報要約ツール「NotebookLM」の新機能を発表した。「Video Overview」の対応言語を80言語に拡大するとともに、「Audio Overview」で英語版と同等の機能が利用できるようにした。

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 Googleは2025年8月26日(米国時間)、ドキュメントやWebサイト、動画データなど多様な形式の情報を人工知能(AI)技術で要約、整理するツール「NotebookLM」のアップデートを発表した。取り込んだ情報を要約し、動画として生成する機能「Video Overview」が新たに80言語で利用可能となる他、要約内容を音声として生成する機能「Audio Overview」も強化された。

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英語版限定機能を開放

 Video OverviewやAudio Overviewは、NotebookLMに取り込んだ情報を整理し、ポイントに絞って動画や音声で解説する機能だ。Googleはこの機能の主な用途として、大学の講義映像を試験対策として要約したり、学術発表から重要な知見を抽出したりするといったことを想定している。

 Video Overviewは、これまで対応言語が「英語」のみだったが、アップデートによって「日本語」をはじめ、「中国語」「アラビア語」「スペイン語」など80以上の言語で利用できるようになった。

 Audio Overviewについては従来、短い要約形式しか利用できず、詳細な内容解説は英語版のみで提供されていた。今回のアップデートによって、全ての対応言語で詳細な内容解説の機能を利用可能になった。「これによって、単なる要点の列挙ではなく、情報源を横断的に整理した、より深い解説を得られる」とGoogleは説明している。なお、必要に応じて従来同様に短い要約の生成も可能だ。

 このアップデートは、全世界のユーザーに向けて順次提供される予定だ。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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