「脱VPN」を決めた企業は何を変えた?――VPNに頼らないネットワークの現実解:@IT人気記事まとめ読みeBook
リモートアクセスや拠点間接続を支えてきた「VPN」を見直し、別の仕組みに移行する動きがあります。そうした“脱VPN”を実践した企業の事例と併せて、その代替手段や移行後に求められる考え方を紹介します。
企業ネットワークにおいて長く使われてきた「VPN」。社外から社内システムへのリモートアクセスや、離れた拠点同士を安全につなぐ手段として広く利用されています。
一方、クラウドサービスの利用拡大や働き方の変化、サイバー攻撃の高度化などを背景に、VPNを前提としたネットワークの在り方を見直す動きもあります。では、VPNをやめた企業は、代わりにどのような仕組みを採用し、セキュリティやコスト、運用をどう変えているのでしょうか。
既に“脱VPN”に踏み切った企業では、従来のネットワーク構成を見直し、リスクを低減すると同時に、コストを4割削減した例があります。製造業ではVPNを使わず、社外から社内のNASへ安全にアクセスできる仕組みを構築した事例もあります。
ただし、VPNを別の製品やサービスに置き換えれば、それだけで安全なネットワークが完成するわけではありません。「SASE」を導入することと「ゼロトラスト」を実現することも同義ではなく、VPNの先にどのようなネットワークを目指すのかを考える必要があります。
本eBookでは、“脱VPN”を実践した企業の事例をはじめ、拠点間VPNを取り巻く課題や代替手段、SASEとゼロトラストの考え方など、VPNを見直す際に押さえておきたい情報をまとめました。VPNをこのまま使い続けるのか、それとも別の仕組みに移行するのか。今後の企業ネットワークを検討する際の参考として、ぜひご活用ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
VPNをやめた製造業、NASへの「安全なリモートアクセス」をどう実現?
事業拡大に伴い、NASの容量不足や拠点間のIPアドレス競合といった課題に直面したトヨシマセンイ。同社はNASとネットワーク環境を刷新し、既存のIPアドレス体系を変更することなく、VPNを使わないリモートアクセス環境を構築した。
もう「拠点間VPN」は安全じゃないのか? 代替手段が浮上するのはなぜか
企業や組織間の安全な接続のために従来は「拠点間VPN」が使われてきたが、この手法はリスクをはらんでいる。そうした中でZscalerが打ち出した手法は、従来のネットワーク接続の安全性確保とは考え方が異なるものだ。
「SASEを入れればゼロトラスト」ではない――“脱VPN”の先で何を目指すべきか
SASEは脱VPNをはじめとする個別の課題を解決する手段となるが、SASEを導入したからといってゼロトラストが実現するわけではない。「SASE=ゼロトラスト」という幻想を乗り越え、全体最適へと進むためには何が必要なのか。バーチャル情シス、須藤あどみん氏が解説する。
ぐるなびが“脱VPN” 「リスクが減り、コストも4割減」をどう実現?
VPNシステムを廃止したぐるなびは、リモートアクセスのセキュリティ向上に加えて、運用コストも約4割削減したという。こうした成果はどのように実現したのか。
