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 @IT > モニターレポート:リコーDVD+RWドライブ「MP5120A」 > モニターレポート4
 
@IT[FYI] {企画・制作:営業企画局}
{掲載内容有効期限:2002年11月}

 


簡単にDVD-Video作成ができて感動!
chikuraさん

 何がやりたいって、DVD-Videoの作成である。これができなきゃ面白くない。

 私のHDDには、アナログキャプチャしたビデオファイルがたくさん溜まっている。これをDVDプレーヤーで見られる形にして、DVDメディアに保存していこうと思う。これにより、HDDの空き容量を増やすというのも目的の1つだ。

 現在、私のPC環境は、PentiumIII 800MHz、メモリ256Mbytes、HDD容量80Gbytes(すでに残り4Gbytes程度しかない)、OSはWindows 2000 Professional+SP2となっている。


    MyDVDでDVD-Videoを作って感動!
     

 まずはMyDVDを起動してみた。すると、なにやらウィザードが立ち上がり、簡単に作れそうな気配である。その簡単さにちょっと感動しつつ、いくつかのムービーをドロップしてみた。すると、メニューの中にパッとサムネイルが追加された。確かに簡単だが、サムネイルの位置をいじれないのは少々残念である。

 このほか、いろいろといじってみたが、特に設定できる項目も見当たらないので、そのまま書き込みを実行しようとした。すると、「容量オーバー」で怒られてしまった。よく見ると合計サイズが5Gbytesを超えている。確かDVD+RWディスクは4.7Gbytesだったはずなので、ファイルを2つに減らして3Gbytes程度にした。

 この分だと、HDDにあるムービーの保存には、当初考えていたよりもたくさんのディスクが必要になりそうだ。ふと、HDDを買ってきてそっちへ保存したほうが安上がりでは……という考えが頭をよぎったが、やはりDVDとして扱えるのは、ほかのプレーヤーで再生できるなど何かと便利である。今後はキャプチャ時のサイズを、DVDに保存することを考えて決める必要があるだろう。

 何はともあれ書き込み開始である。すると、書き込みの前に、変換作業らしきものを実行し始めた。書き込み自体は20分程度で終了し、すべての作業は約2時間ぐらいで完了した。

 そして、でき上がったDVD+RWを、どきどきしながらリコー製の「MP9120A」(DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ)で読み込み、DVD再生ソフトで再生してみた。

 すると──映った〜〜っ!!!(^o^)

 映りました、普通に! メニューもちゃんと動作するなど、まるで本物のDVDみたいである!(いや、本物なんだけど) 感動のあまり、思わず両手をすりあわせて喜んでしまった。

 しかし、同じリコー製のドライブで読めるのは当然ともいえるので、それ以外での確認が必要である。手近にある民生用プレーヤーは2台。それぞれで試すと、ありがたいことにどちらでも再生できた。確認できたのは、Pioneer DV-525と、トヨタPriusのオプション車載DVDプレーヤーだ(再生ソフト名は「MG1 PURE DIVA」)。


    B's Recorder GOLDで、仮想PCをDVDに保存してみる
     

 次にMP5120Aを自宅のPCから外し、会社のPCに取り付けた。会社のPC環境は、Athlon 700MHz、メモリ384Mbytes、HDDは30Gbytes、OSはWindows 2000 Professional+SP2で、プログラマという仕事柄、さまざまな開発環境を切り替えて使う必要があるため、VMWareという仮想PC環境構築ソフトも導入している。これの仮想PCデータが、1環境あたり4Gbytesぐらいあるのだ。プロジェクトが終ったら、その仮想PCデータは基本的に用はないのだが、念のためにとってある。

 しかし、ファイルサーバに置いておくにしても、CD-Rに保存するにしても、デカすぎるため、ローカルPCにおきっぱなしである。これなどもDVD+RWならば問題なく保存可能だ。まさにこのためにDVD+RWは存在するのでは、と思ってしまうほどである。

 B's Recorder GOLDはいつもCD-Rで使っているのでやりやすい。ただし、作業ファイルを作成するHD領域がないので、オンザフライで書き込みを行った。書き込みは20分ほどで完了。実に簡単だ。

 次に、オンザフライではなく、一旦イメージを作成してから書き込む方法を試してみることにした。なんとか作業領域を6Gbytesほど空けて、チャレンジ。イメージの作成に時間がかかっているようだ。そうそうHDDに4.7Gbytesの空き領域があるとも思えないので、 これはやはり、通常のファイルコピーにはオンザフライで充分のようである。


    バックグラウンドフォーマットを使ってみる
     

  「バックグラウンドフォーマット」とは、ファイル消去などの処理を短縮してくれる機能だと思っていたのだが、違ったらしい。パケットライティングソフト等で、最初に行う「物理フォーマット」の時間を見かけ上短縮してくれる機能のようだ。そこでB's Clipをまずはインストールし、この機能を試してみた。

 新しいディスクを挿入して、タスクトレイのアイコンをダブルクリックしてみると、フォーマットを行うウィザードが立ち上がった。ここでフォーマットを行うと、1〜2分で処理が終了。「見かけ上」とはいえ、さすが速い。この後適当に「マイコンピュータ」からドライブを開き、MP3ファイルを10個ほど放り込んだが、さくさくコピーできる。本当にフロッピー感覚で扱えるのがうれしい。実際にはディスクの残りのフォーマットは、裏で進んでいるのだという。

 データのコピーが終了して、ディスクを取り出し、最後に書き込んだ仮想PCデータを、別のPCへ持っていって実行してみた。期待通り、そちらのPCに、元の仮想PCとまったく同じ環境が起動した。

 これで、わざわざサーバのHDD領域を食いつぶさなくとも、試験用の環境などを気軽に管理できるようになった。サーバに置いておくと、4GbytesものデータをLAN上でやりとりするだけでもかなりのトラフィック圧迫になってしまう。ローカルPCのDVD-ROMドライブから読み込めるのはかなりありがたい。そして、これなら仮想PCデータ以外にも、各プロジェクト用のデータなど、バックアップにかなりの威力を発揮しそうである。

 MP5120Aを使い始めてから、私の生活は激変(?)した。まず、ハードディスクの空き容量を気にしながら作業をする、あのストレスから解放された。そして、部屋から無駄なビデオテープが消え、代わりにDVD+RWディスクが数枚置いてあるだけになった。ついでにCD-Rもあまり使わなくなった。

 最近の私の密かな楽しみは、友人に大容量のデータを渡すときに「はい、4Gbytes」と、これみよがしに自慢することである。友人が「くそぅ、気軽に4Gbytes手渡しやがって!」と怒るのを見るのがまた最高である。普及にもう少しかかると思われるので、まだしばらくはこの楽しみを享受したい。

 

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