1.B's CLiPを使用して、CD-RWのように使用する
この場合は、B's CLiPを常駐させ、DVD+RWディスクを挿入するだけで、自動的にディスクを認識し、初期フォーマットを開始した後、通常のリムーバブルドライブとして読み書きできるようになる。一番手軽な方法であり、当ドライブ特有の技術である「ロスレスリンキング処理」により、フォーマット途中でのDVD-ROM互換のファイナライズも可能だ。
2. B's Recorder Goldを使用して、DVD-ROM形式でシーケンシャルに書き込む
こちらは、1の場合とは違って、通常CD-Rに書き込むように記録する方法である。DVD-Rと同じく、最終的にはDVD-ROMとしてディスクができあがる。主にDVD-ROMを読み込むことのできるドライブを使用する人とデータを受け渡す際に利用する形式だろう。
しかし、筆者の所持する東芝製SD-W2002のDVD-RAMドライブ(環境は、CPU Intel Celeron 533AMHz、メモリ128Mbytes、HDD全容量12Gbytes、OSはWindows
2000 SP2)では認識できなかった。動作確認ドライブ一覧はリコーのページにあるので、参考にするといいだろう。
3. MyDVDを使用して、DVD-Video形式で書き込む
これは、キャプチャしたMPEG2動画などをDVD-Video形式でDVD+RWメディアに記録し、DVD-Videoディスク互換のメディアを作成する方法である。実際、あるTV番組(30分)をMPEG2キャプチャ機器でキャプチャし、それをMyDVDでDVD-Videoにしてみた。
操作はかなり簡単で、すぐにDVD-Videoディスクを作成できたが、あくまでも初心者向けに作られているため、画像編集などの自由度はそれほどないようだ。最近ではDVDオーサリング系ツールも店頭などでよく見かけるので、それらを購入するのもいいかもしれない。
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