Insider's Eye

“WPF/E” vs. Adobe Flash、ガチンコ対決!

デジタルアドバンテージ 一色 政彦
2006/12/14

Page1 Page2 Page3 比較表

 
比較項目 “WPF/E”CTP版 Flash
クロス-プラットフォーム ・Windows Vista/XP Service Pack 2
・Mac OS X 10.4.8(PowerPCおよびIntel)
・Windows Vista/XP/Server 2003/2000/98/Me
・Mac OS X 10.1.x〜10.4.x(PowerPCおよびIntel)
システム要求 ・Windows:CPUは「Intel Pentium III 450MHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
・Mac OS X(PowerPC):CPUは「PowerPC 3 500MHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
・Mac OS X(Intel):CPUは「Intel Core Duo 1.83GHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
・Windows:CPUは「Intel Pentium II 450MHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
・Mac OS X(PowerPC):CPUは「PowerPC 3 500MHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
・Mac OS X(Intel):CPUは「Intel Core Duo 1.83GHz以上」、メモリは「128Mbytes以上」
クロス-ブラウザ ・Windows Vista:IE 7、Firefox 1.5/2.0
・Windows XP Service Pack 2:IE 6/7、Firefox 1.5/2.0
・Mac OS X 10.4.8:Firefox 1.5.0.8、Safari 2.0
最終リリースでは「Opera」や「Mac OS XでFirefox 2.0」にも対応する
・Windows: IE 5.5以降、Firefox 1.x、Opera 7.11以降、Mozilla 1.x、Netscape 7.x以降、CompuServe 7、AOL 9
・Mac OS X(PowerPC):Safari 1.x以降、Firefox 1.x、Opera 6、Mozilla 1.x、 Netscape 7.x以降、AOL(Mac OS Xのみ)
・Mac OS X(Intel):Safari 2.x以降、Firefox 1.5.0.3以降、Opera 6
クロス-デバイス なし ・Flash Player5/6:Pocket PC
・Flash Lite:携帯電話
ランタイムのサイズ ・Windows向け“WPF/E”ランタイム:1026 Kbytes
・Mac OS X(PowerPCおよびIntel)向け“WPF/E”ランタイム:3174 Kbytes
・Windows向けFlash Player(IE/AOL用)946 Kbytes
・Windows向けFlash Player(Firefox/Opera/Mozilla/Netscape用):1311 Kbytes
・Mac OS X(Intel)向けFlash Player(Safari/Opera用):4097 Kbytes
・Mac OS X(PowerPC)向けFlash Player(IE/Safari/Opera/Netscape用):1863 Kbytes
ランタイム・インストールの手軽さ ・いったん「“WPF/E”ランタイムのダウンロード・ページ」にジャンプしてインストールする
最終リリースでは、Flashと同様にシームレスにインストールから実行までが行えるようになる予定
・Webページ内でインストールを要求するダイアログが表示され、シームレスにインストールから実行までが行える
グラフィックス・サービス(2Dグラフィックスやアニメーション関連) ・2Dベクタ・グラフィックス(ブラシ、ペン、図形、変換など)
・視覚効果(ドロップ・シャドウやぼかしなどのフィルタ、乗算などのブレンド・モード、回転やゆがみなどの変形)
・アニメーション
・高精度のテキスト描画(ClearTypeを使用したテキスト・レンダリング)
・2Dベクタ・グラフィックス
・視覚効果(ドロップ・シャドウやぼかしなどのフィルタ、乗算などのブレンド・モード)
・アニメーション
・高精度のテキスト描画(独自技術“FlashType”を使用したテキスト・レンダリング)
メディア・サービス(ビデオやオーディオ関連) ・VC1コーデックによるWMV/WMAをサポート
最終リリースでは、MP3もサポート予定
・VP6コーデックによるFLVをサポート。MP3もサポート
Ajaxとの連携 ・Ajaxとの連携に標準で対応 未対応(ただし追加モジュールで解決可能)
プログラミング・サポート ・UI部分:XAML(しかし基本的には制作環境のみで作成)
・アクション部分:JavaScript/C#/Visual Basic
・UI部分:コードなし(制作環境のみ)
・アクション部分:ActionScript 1.0/2.0(Flash Professional 9では「3.0」)
制作環境 ・Web制作者やデザイナー向け:Expression Blend
・映像クリエイター向け:Expression Media
・一般的なデベロッパー向け:Visual Studio
・Web制作者やデザイナー向け:Flash Professional 8
・映像クリエイター向け:Flash 8 Video Encoder
コンテンツの配置スタイル ・HTMLファイル内にインラインで記述した「XAMLスクリプト・コード+JavaScriptコード」
・外部に用意した「XAMLファイル(.xamlファイル)+JavaScriptファイル(.jsファイル)」
・「圧縮コンテンツ・パッケージ(.wpfeファイル)」
・Flashコンテンツ・ファイル(.swfファイル)として公開
“WPF/E”とFlashの比較表
 

 INDEX
  [Insider's Eye] “WPF/E”vs. Adobe Flash、ガチンコ対決!
    1.“WPF/E”の概要
    2.“WPF/E”とFlashの機能比較(ランタイム)
    3.“WPF/E”とFlashの機能比較(機能と制作)
       比較表. “WPF/E”とFlashの比較
   
  [Insider's Eye] “WPF/E”開発を体験してみよう!
    1.“WPF/E”が動く仕組み
    2.“WPF/E”の基本的な実装コード
        “WPF/E”のサンプル・コード
    3.“WPF/E”の開発(Visual Studio編)
    4.“WPF/E”の制作(Expression編)
 
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