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Webサービス・プログラミング
8.ネームスペースの指定を追加する
デジタルアドバンテージ
2001/10/02
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アプリケーションのGUIを作成し、Web参照の追加が完了すれば、後はそれらを組み合わせて動作させるコードを記述するだけだ。
今回作成するプログラムでは、ボタンがクリックされたときに、入力されている(ハズの)検索単語を取得し、それを入力パラメータとしてWebサービスを呼び出し、その結果をテキスト・ボックスに表示する。これがすべてである。これらの動作は、ボタンがクリックされたときに呼び出されるイベント・ハンドラに記述することができる。
フォーム上に配置したボタン(button1)をダブルクリックすると、以下の画面のように、VS .NETによりボタン・クリックのイベント・ハンドラとなるbutton1_Clickメソッドの外枠が自動作成される。
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フォームのコード表示 |
ボタンがクリックされたときに実行されるコードは、ボタンをダブルクリックすることにより表示されるペインで記述する。 |
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フォーム上に配置したボタンをダブルクリックすると、そのボタンに関するイベント・ハンドラ記述のための外枠(定義部分)が自動作成される。 |
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イベント・ハンドラを記述する前に、以下のコードでネームスペースの指定を省略できるように、プログラムの先頭部分にusing文を1つ追加しておこう。
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使用するネームスペースの指定の追加 |
デフォルトで6つのネームスペースがusing文で指定されている。 |
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これらに続けて「using icdcliet.net.iwebmethod.www;」を追加する。これによりプログラム内でプロキシ・クラスを参照する場合に、ネームスペースの指定を省略することができる。 |
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using文により追加するネームスペースは、先ほどWeb参照の追加により取り込まれたプロキシ・クラスに対するものだ。このusing文を追加しておくことによって、本来ならば“icdcliet.net.iwebmethod.www.ICD”とフルネームで記述しなければならないクラスを、単に“ICD”と記述できるようになる。
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