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スロット&ソケット図鑑
――写真で理解するPCの各種スロット&ソケット――

デジタルアドバンテージ
2002/08/08


 PCの内部には、各種パーツを装着するためのスロットやソケットがいくつも装備されている。これらのスロット/ソケットは非常に多く、正しいパーツとスロット/ソケットの組み合わせは意外と難しい。もし、組み合わせを間違えるとパーツなどハードウェアを破壊してしまうことすらある。また、市販のパーツを購入する際にも、スロットやソケット形状の合う適切なものを選ぶ作業が必要となる。いずれも、PCを管理するうえでは、重要な問題だ。

 そこでこの「スロット&ソケット図鑑」では、PCに関連するスロット/ソケットの写真を一覧表にして、簡単に見比べられるようにしてみた。また、各スロット/ソケットには簡単な解説も付記している。未知のスロット/ソケットの正体を見極めたり、正しいパーツとスロット/ソケットの組み合わせを見つけたりするのに役立てていただきたい。

 PCに接続されるケーブルや装備されているコネクタについては、「ケーブル&コネクタ図鑑」を参照していただきたい。

 
 プロセッサ用スロット/ソケット
詳細解説ページへ 一般的にPCの世界では、マザーボード上にプロセッサ用スロット/ソケットが装備されていて、比較的容易にプロセッサを差し替えたりできる。新型プロセッサが登場して世代交代が行われると、このスロット/ソケットの仕様も変更されることが多い。ここではIntel486からまもなく登場する新型プロセッサまで、それぞれに対応する11種類のスロット/ソケットを掲載している。
右矢印603 Pin Socket (Intel Xeon/Xeon MP)
右矢印Socket 754 (ClawHammer)
右矢印478PinSocket (Pentium 4/Celeron)
右矢印423PinSocket (Pentium 4)
右矢印Socket A (Athlon/Duronシリーズ)
右矢印Slot A (Athlon)
右矢印Socket 370 (Pentium III/Celeronなど)
右矢印Slot 1 (Pentium II/III/Celeron)
右矢印Socket 8 (Pentium Pro)
右矢印Socket 7 (MMX PentiumやAMD-K6など)
右矢印Socket 5 (Pentium)
右矢印Socket 3 (Intel486シリーズ)
 
 メモリ・ソケット(メモリ・モジュール用)
詳細解説ページへ  通常、PCのメイン・メモリは、複数のメモリ・チップを1枚の基板に搭載した「メモリ・モジュール」単位で増設される。このメモリ・モジュールも、デスクトップPCやノートPCといったフォームファクタや、メモリ・チップの世代などに応じて、さまざまな種類のものが開発され流通してきた。ここでは、1980年代後半から2002年に至るまでの間、PCに搭載されてきた各種メモリ・モジュール用ソケット7種類を掲載している。
右矢印184ピンDIMM (DDR SDRAM)
右矢印16bit RIMM (Direct RDRAM)
右矢印168ピンDIMM (SDRAMなど)
右矢印144ピンSO-DIMM (SDRAMなど)
右矢印144ピンMicroDIMM (SDRAM)
右矢印72ピンSIMM (EDO DRAMなど)
右矢印30ピンSIMM (FPM DRAMなど)
 
 拡張バス・スロット
詳細解説ページへ ケース内部にハードウェアを増設する手段として、古くからPCに装備されてきた拡張バス・スロット(拡張スロット)。当初は、1台のPCに1種類(例えばISAバス)の拡張バスだけが装備されることが多かった。ところが、現在では性能やコストが追求された結果、3種類に達する場合もある。こうして種類の増えた拡張バス・スロットのうち、ここでは主な11種類を掲載している。
右矢印AGP
右矢印AGP Pro
右矢印32bit PCI
右矢印64bit PCI
右矢印CNR
右矢印AMR
右矢印VL-Bus
右矢印EISA
右矢印ISA
右矢印XTバス

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ケーブル&コネクタ図鑑
PCメンテナンス&リペア・ガイド

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