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16bit RIMM (Direct RDRAM) |
RIMMとは、Direct Rambus対応メモリであるDirect RDRAMを搭載したメモリ・モジュールのことだ。速度によりPC600/700/800/1066といった種類がある。従来、「RIMM」といえばこの16bitデータ幅(ECCタイプは18bit)のRIMMのことだったが、2002年になって32bitデータ幅(同36bit)のRIMMが登場したことから、「16bit RIMM」などと呼ばれるようになった。端子数は184ピン。DIMMやSIMMと違い、RIMMを装着しないソケットには、C-RIMMと呼ばれるダミーのモジュールを装着する必要があるので要注意だ。 |
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168ピンDIMM (SDRAMなど) |
PC100やPC133などのデスクトップPC向けDIMMに対応したソケット。データ幅は64bit(ECCを含めると72bit)。現在流通する物はほぼすべてSDRAMを搭載するモジュールだが、EDO DRAMを搭載するモジュールもある。端子列の中央より右側にあるキー(でっぱり)により、DIMMの逆挿入や非対応DIMMの装着といったミスを防ぐ設計になっている。 |
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144ピンSO-DIMM (SDRAMなど) |
ノートPC向けに標準化された144ピンのSO-DIMMを取り付けるソケット。データ幅は64bit(ECCを含めると72bit)。モジュールの形状(特に厚み)によっては、ソケット付近の部品に干渉して正しくモジュールを装着できないことがあるので注意が必要だ。 |
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144ピンMicroDIMM (SDRAM) |
従来のSO-DIMMをさらに小型化した144ピンのMicroDIMMを装着するためのソケット。データ幅は64bit(ECCを含めると72bit)。ノートPCはもとよりPDAでも利用することが想定されている。写真はPC133対応のSDRAM搭載メモリ・モジュールである。 |
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72ピンSIMM (EDO DRAMなど) |
PentiumやMMX
Pentium搭載システムでよく採用された72ピンSIMM用ソケット。Pentiumシリーズの外部データ・バス幅が64bitなのに対し、72ピンSIMMのデータ幅は32bit(パリティを含めると36bit)のため、通常は2枚単位で増設する必要があった。装着時には、まず斜めにSIMMを差し込んでから引き起こす必要があり、ここで取り付けミスが生じやすい。 |
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30ピンSIMM (FPM DRAMなど) |
Intel486プロセッサの時代によく採用された30ピンSIMMのためのソケット。データ幅は8bit(パリティを含めると9bit)。Intel486の外部データ・バス幅が32bitだったので、PCのメイン・メモリの場合、一般的に4枚単位で装着する必要があった。まず斜めにSIMMを差し込まなければならないのは、72ピンSIMMと同じだ。 |
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