現場で使えるFlex実践テクニック(特別編) 1/2
Flex/AIRの開発環境Flex Builder 3を使ってみよう
クラスメソッド
福田寅成
2007/9/6
編集部注:本記事は2007年に執筆されたものです。Flash Builder(旧、FlexBuilder)の最新情報は、下記記事をご参照ください。
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AIR・Flex 3、そしてFlex Builder 3の登場
2007年6月11日のAdobe AIRの登場と同時にAIRおよび次期FlexであるFlex 3の開発環境であるFlex Builder 3が発表されました。
Flex 3に関しては「現場で使えるFlex実践テクニック」を、AIRに関しては「Apollo改めAIRプログラミング入門」を参照してもらうこととして、今回は「現場で使えるFlex実践テクニック」の特別編としてFlexの次期開発環境であるFlex Builder 3のインストールと最新の機能を簡単に紹介していきたいと思います(注意:本稿執筆時点でのFlex Builder 3はM2 Beta 1です)。
最新の開発ツールをインストールし、最新のRIA開発を体験してみてください。
Flex Builder 3をインストールしてみよう
Flex Builder 3のインストール要件としてはFlex 3:Release Notes、System requirementsを参照してください。
■ インストーラのダウンロード
まずは、Flex Builder 3のインストーラをAdobe Labsからダウンロードします。
■ (1)Adobe LabsのFlex Builder 3のページにアクセス■ (2)ダウンロードページへのリンクをクリック
図1 ダウンロードページへのリンク |
■ (3)Adobe Labsにログイン
Adobeメンバーシップに入っていない場合はユーザー登録してください。
図2 Adobe Labsにログイン |
■ (4)インストーラをダウンロード
インストールするプラットフォーム(WindowsまたはMacintosh)、形体(スタンドアロン、またはEclipseプラグイン)に合ったインストーラをダウンロードします。
本稿では、Windows版のスタンドアロン版のインストーラをダウンロードすることにします。
また、日本語版のFlex Builder 3はBeta 1段階ではリリースされていませんので、英語版をダウンロードすることにします。
図3 インストーラをダウンロード |
以上で、Flex Builder 3のインストーラのダウンロードは完了です。
■ Flex Builder 3のインストール
それでは、ダウンロードしたインストーラを実行し、Flex Builder 3をインストールしましょう。筆者のインストール環境はWindows Vista Businessです。以後、スクリーンショットもVistaのイメージに準じたものとなっています。
■ (1)インストールの開始
ダウンロードしたインストーラをダブルクリックします。
■ (2)インストールの準備
しばらくインストールの準備画面を眺めます。
■ (3)導入画面
[Next]ボタンをクリックします。
■ (4)ライセンスの確認ライセンス確認画面で[I accept terms of the License Agreement]をクリックし、[Next]をクリックします。
■ (5)インストールフォルダの選択Windowsのデフォルトでは「C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3」になっているので、必要があれば[Choose...]ボタンをクリックして変更します。変更したインストールフォルダを元に戻したい場合は[Restore Default Folder]ボタンをクリックします。
通常はそのまま[Next]ボタンをクリックします。
図4 インストールフォルダの選択 |
■ (6)デバッグプレイヤーをインストールするかどうかの選択
通常はそのまま[Next]ボタンをクリックします。
図5 デバッグプレイヤーをインストールするかどうかの選択 |
Flash PlayerおよびデバッグプレイヤーはFlex、AIR、Flash CS3などとは別のラインでリリースされています。そのため、開発ツールのインストーラに添付されているデバッグプレイヤーより新しいバージョンのデバッグプレイヤーがリリースされている場合があります。最新のFlash Playerに関しては下記を参照してご確認ください。
■ (7)インストール設定の確認通常はそのまま「Install」ボタンをクリックします。
■ (8)Webブラウザが立ち上がっている場合Webブラウザが立ち上がっている場合、この段階で警告画面が開きます。
図6 Webブラウザ起動警告画面 |
■ (9)インストール中画面
しばらくインストール中画面を眺めます。
■ (10)Vistaでインストールした場合の重要な警告画面Windows Vistaでインストールした場合、以下の警告が出ます。
図7 Vistaでインストールした場合の警告画面 |
警告の内容の和訳 |
(UACを切っていない場合)Flex Builder 3を【最初】に起動する際に、“管理者として実行”オプションで起動する必要があります。Flex Builder 3の初回起動時のみ、スタートメニューのショートカットを右クリックし、“管理者として実行”でFlex Builder 3を起動する必要があります。 |
■ (11)インストールの終了
[Done]をクリックしてインストールを終了します。
この後、ColdFusion用プラグインのインストール方法に関する画面を開くことができます。必要であれば[Yes]を、通常の場合は[No]を選択してインストールを終了させます。
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