「デジタルアドバンテージ・ラボラトリ(以下DA Lab)」は、株式会社デジタルアドバンテージが運営する企業情報システムの検証施設です。情報システムを多角的・総合的に評価・検証することが可能です。DA Labでは、企業の情報システムをモデル化し、その中で機能テストや性能評価を実機ベースで実施します。こうして得られた実データを記事制作に生かすことで、表面的な技術の解説だけでなく、検証に裏付けられた記事を展開していきます。DA Labで検証・評価を行った記事については、以下のロゴを表記します。
DA Labでは、まずWindowsネットワーク環境に特化した製品評価ならびに検証を行います。具体的には次のような検証、性能評価を実施します。
評価ならびに検証対象につきましては、順次拡大していく予定です。また、検証などで得られた運用ノウハウも積極的に記事として公開していきます。 DA Labの施設概要以上のような評価および検証を行うため、DA LabではWindowsクライアントまたはWindowsサーバをインストール可能な20台のIAベースのコンピュータと、それらにOSイメージを提供するサーバを用意しました。これらを用いて、企業の情報システムをモデル化することで、小規模なネットワーク環境から、大企業の基幹システムの一部までを再現することを可能としています。
DA Labでは、イメージ・サーバからターゲット・コンピュータに対してOSイメージを展開することで、さまざまなソフトウェア構成、テスト環境を瞬時にターゲット・コンピュータに展開可能です。この際のイメージとしては、Windows NT 4.0からWindows 2000、Windows XP、Windows Server 2003までの複数のWindowsバージョン、さらにOSごとに現時点で入手可能なすべてのService Packの組み合わせが用意されています。またWindows OSだけでなく、OfficeアプリケーションやExchangeなどのサーバ・ソフトウェアもカバーしています。すでに、これらソフトウェアを組み合わせたイメージは500を超えており、さらに新たなOSやアプリケーションなど製品が出荷され次第、順次追加していく予定です。
ソフトウェア・イメージを事前に用意することにより、目的とするOSとService Packの組み合わせを、素早くコンピュータにインストールすることを可能とします。例えば、Windows XP Professional SP1aのクライアント・コンピュータを20台展開することも可能ですし、20台のコンピュータに対して、あらゆるWindows OSのあらゆるService Packの組み合わせを展開することもできます。1台のコンピュータに対するイメージの展開は約3分、20台でも並行して展開することにより約10分で完了します。これにより、マイクロソフトが提供する修正プログラムなどを素早く検証できるばかりでなく、各種環境におけるアプリケーションの互換性テストなども簡単に実施することができます。また、任意のOS環境を組み合わせたネットワーク環境を構築することで、新しいサーバOSへの移行に伴う問題点の洗い出しといったことも検証可能です。 DA Labでは、こうして構築されたテスト環境を用いて、互換性検証や機能テスト、性能評価などを実施していきます。
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