[User Interface] | ||||||||||||
Webブラウザを素早く起動する―― ブラウザの起動と見たいWebページの表示を同時に行う ――
|
||||||||||||
|
解説 |
URLが分かっているWebページを開くとき、通常はまずブラウザを起動し、ブラウザのアドレス・バーをアクティブにして(アドレス・バーをマウスでクリックするか、[Alt]+[D]キーを押す)、アドレス・バーにURLを入力する([ファイル]−[開く]メニューでもよい)。すでにブラウザが起動されているなら、それをアクティブにすればよいが、そうでなければ、一度ブラウザの起動を待ってからURLを入力しなければならない。
大した手間ではないが、このような2段階の操作が面倒なら、[ファイル名を指定して実行]を使ってWebページを開くとよい。[スタート]−[ファイル名を指定して実行]でURLを指定して実行すれば、ブラウザの起動と任意ページの表示を同時に素早く行える。
操作方法 |
まずは[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示する。これには、[スタート]ボタンを押し、メニューの[ファイル名を指定して実行]を実行するか、[Windows]+[R]キーを同時に押す。素早く実行したいなら、後者のキーボード・ショートカットを使う方法が便利だろう。
[ファイル名を指定して実行]ダイアログが表示されたら、[名前]に表示させたいWebページのURLを入力して[Enter]を押す(マウスで[OK]ボタンをクリックする)。するとブラウザが起動され、指定されたWebページが表示される。
|
ブラウザの履歴機能を有効にしている場合には、キーボードからの入力に応じ、過去に指定したURLが前方一致で検索され、ドロップダウン表示される。よく参照するWebページなら、この方法を使って、URLのすべてを入力しなくても、リストから選択するだけで目的のWebページを表示できる。この場合、URLの先頭の「http://」や「http://www.」を入力する必要はない。例えば「at」と入力すれば、「http://at〜」「http://www.at〜」で始まるURLが一覧に表示される。
[ファイル名を指定して実行]ダイアログからURLを入力する | |||
表示したいWebページのURLを指定する。履歴機能が有効になっている場合には、過去に指定したURLがドロップダウン表示される。 | |||
|
指定されたURLのページが表示されたブラウザ | |||
[ファイル名を指定して実行]ダイアログでURLが入力されると、Windowsは自動的にブラウザを起動し、指定されたURLのページを表示する。 | |||
|
URLを直接指定してWebブラウザを起動する方法は、ちょっとしたことだが、慣れると結構便利である。Webページを頻繁にアクセスするような仕事をしているなら、ぜひともお試しいただきたい。
なお[ファイル名を指定して実行]ダイアログを利用することは、コマンド・プロンプト上でstartコマンドを利用するのとほぼ同じである。だがstartコマンドでは履歴機能が利用できないので、「start http://www.atmarkit.co.jp/」のように、やや長い文字列を入力しなければならない(先頭がwwwで始まるサイトの場合に限り、単に「start www.atmarkit.co.jp」でも起動できるようである)。
この記事と関連性の高い別の記事
- IEのアドレス・バーをWindowsのタスク・バーに表示する(TIPS)
- 任意のプログラムを素早く起動する(TIPS)
- これだけは覚えておきたいWindowsのコマンドプロンプトの使い方(TIPS)
- グーグルの短縮URLサービスを使って、長いURLを短くする(TIPS)
- Windows XPで変わったユーザー/コンピュータ/グループの選択方法(TIPS)
このリストは、デジタルアドバンテージが開発した自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。
「Windows TIPS」 |
- Azure Web Appsの中を「コンソール」や「シェル」でのぞいてみる (2017/7/27)
AzureのWeb Appsはどのような仕組みで動いているのか、オンプレミスのWindows OSと何が違うのか、などをちょっと探訪してみよう - Azure Storage ExplorerでStorageを手軽に操作する (2017/7/24)
エクスプローラのような感覚でAzure Storageにアクセスできる無償ツール「Azure Storage Explorer」。いざというときに使えるよう、事前にセットアップしておこう - Win 10でキーボード配列が誤認識された場合の対処 (2017/7/21)
キーボード配列が異なる言語に誤認識された場合の対処方法を紹介。英語キーボードが日本語配列として認識された場合などは、正しいキー配列に設定し直そう - Azure Web AppsでWordPressをインストールしてみる (2017/7/20)
これまでのIaaSに続き、Azureの大きな特徴といえるPaaSサービス、Azure App Serviceを試してみた! まずはWordPressをインストールしてみる
|
|