ATA (AT Attachment)
【エー・ティー・エー】
最終更新日: 2000/08/22
デファクトスタンダード(業界標準)であるIDEの仕様を、ANSI(米国規格協会)が公式に規格化したもの。Enhanced IDEやFast ATA、Ultra ATAなどといったIDEの拡張仕様も、IDE製品に実装されて事実上の標準になるとともに、ATAに取り込まれて公式に規格化されている。
IDEの仕様が進歩するたびに、ATAもバージョンアップを重ねてきた。たとえば、最初のATAが登場した後には、転送レートを高めたATA-2が現れ、その後はハードディスクの監視機能を追加したATA-3が発表されている。その次のATA/ATAPI-4では、ATAPIの仕様をATAと統合し、Ultra ATA/33の仕様も追加されている。ATA/ATAPI-5では、Ultra ATA/66の仕様が反映された。ATA/ATAPI-6では、Ultra ATA/100の仕様が追加されるものと思われる。
なおATAという用語は、ATA-2やATA-3などいくつかあるバージョンの総称として用いられるほか、特に初代のバージョンを指して使われることもある。このように紛らわしいので、最初のバージョンのATAは「ATA-1」と呼ばれることもある(ただし、ATA-1は公式な名称ではない)。
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関連用語
参考リンク
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■T13のホームページ(英語)
IDEの標準規格であるATAやATAPIの規格策定を担当しているグループ