アセンブラ (assembler)
最終更新日: 2003/03/31
コンピュータのマシン語と1対1に対応するニーモニックで記述されたプログラムを、対応する命令コードに変換するプログラム。マシン語命令コードは単なる数値であり、プログラム・コードを人間が解釈するのは困難である。このため、コンピュータの各命令に機能を連想しやすい文字列を割り当て、これらの文字列を使ってプログラムを作成できるようにするのが一般的である(これはアセンブリ言語と呼ばれる)。そしてアセンブリ言語でのコーディングが完了したら、それらの文字列に対応するマシン語命令コードに変換する。この変換処理を行うプログラムがアセンブラである。
アセンブラの中には、プログラム・コード中で繰り返し表記される定型的なコードの記述を簡略化したり、プログラム・コードの可読性を向上させたりするために、マクロ機能を搭載したものがある。このようなアセンブラは、マクロ・アセンブラと呼ばれる。
なおアセンブラとは逆に、マシン語命令コードから、対応するニーモニックに変換するプログラムは逆アセンブラと呼ばれる。
プログラム開発 プログラムは、さまざまな言語で記述されたソース・コードをコンパイル/アセンブルしてオブジェクトを生成し、それらとライブラリをリンクすることによって生成される。 |
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