味の素、シスコのIPフォンをグローバル標準として導入

2006/3/1

 シスコシステムズは2月28日、味の素株式会社の京橋本社とその周辺の入居ビルにおけるIPフォンの納入を完了したと発表した。

 味の素は基本戦略の1つに「グローバル経営」を掲げ、グローバルなネットワーク基盤の構築に取り組んでおり、ワールドワイドでグループ会社の主要拠点をつなぐ計画を進めている。その中でIP電話も段階的に導入していく計画で、国内では東京・京橋の本社ビル周辺と東京支社に2005年7月からIP電話を導入。2005年度における導入合計台数は、約1900台(2006年2月まで)という。海外では、アメリカの一部とイタリアで導入済み。

 味の素は、グローバルな標準としてシスコのIPコミュニケーションを選択、その機能を活用してコミュニケーションの効率化を目指すという。

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シスコシステムズの発表資料

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