コンパック、新クラスタリング技術を発表
2000/12/6
「NonStop Himaraya S7400」 |
コンパックコンピュータは「Compaq NonStop Himaraya Sシリーズ」で構成されるシステムのノード間を接続するクラスタリング製品を発売した。
新製品「Compaq NonStop ServerNet Cluster」では、ノード内部のCPU間などの高速接続に用いられていた同社の従来技術「ServerNet」をノード間に適用した。ServerNetチップは最新の「ServerNet
II」を採用し、現在の接続方法であるATM(非同期転送モード)接続の約6倍の速度を実現するという。製品は、ServerNetクラスタリングスイッチのほか、サーバ側のMSEB(Moduler
ServerNet Expansion Board)、Expandソフトウェアで構成される。
NonStop Himarayaでは最大255ノードの並列システムが構築できるが、このクラスタリングシステムを単一システムとして構築が可能となる。1つのServerNet IIルータは12ポート(1ポートあたりのデータ転送速度は125MB/秒)で構成され、光ファイバーもサポートする。
なお、ServerNetは、コンパック、IBM、HPなどが世界規模で進めている次世代サーバI/Oアーキテクチャ「InfiniBand」仕様の中核技術として採用されている。
[関連リンク]
コンパック「NonStop
Himaraya」製品紹介
InfiniBand
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