米ボーランド、アプリケーションサーバの新バージョンを発表
2000/12/20
米インプライズは、12月11日、アプリケーションサーバ製品「Borland AppServer」の次期バージョンを発表した。J2EEをサポートし、ワイヤレスにも対応する環境を構築できる。米インプライズは2001年の第1四半期にボーランド(Borland Software Corporation)に社名変更する予定。
新バージョン「Borland AppServer 4.5」は、米サンの実施するJ2EEへの互換性を試すテストである、J2EE1.2.1 Compatibility Test Suiteに合格した認定製品。CORBA ORB(Object Request Broker)をベースとしており、さらにJ2EE Connectorを実装することにより、プラットフォームを超えた企業のeビジネスシステムの開発が行えるという。
強化された機能として、クラスタリング、ロード・バランシングなどがある。同社では、ワイヤレスなどのフロントエンドからバックエンドシステムまでの統合環境を構築できるとしている。
新製品では4つの機能を提供する。開発環境としては、同社の開発ツール「Borland JBuilder」やラショナル・ソフトウェア社の開発ツールUML(Uniform Modeling Language)などを用いた統合機能「Develop Solutions」。また、バックエンドシステムとのアクセスとして「Integration Solutions」を提供。それ以外に「Database Connectivity」「Management Cpability」がある。
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