BMCのWebサイト監視サービス、NTTコムウェアが提供

2001/1/13

 BMCソフトウェアとNTTコムウェアでは、1月12日、Webサイトのモニタリングツールの取り扱いに関して業務提携を結んだことを発表した。

レポート画面イメージ(24時間の画面推移)
(*クリックすると拡大します)

 今回の提携により、BMCソフトの新しいサービス「SiteAngel」の日本国内での提供をNTTコムウェアが行う。BMCソフトは運用管理ソフト「PATROL」などで知られるソフトウェアベンダーだ。

 同製品は、企業のWebサイトのパフォーマンスや可用性をインターネット経由で観測し、レポートするサービス。自動ロボットにより24時間365日、レスポンス状況など顧客の要求した項目についてWebサイトを監視し、不具合があれば電子メールや携帯電話などの連絡先に警報を送る。レポートでは、パフォーマンスを評価・分析した顧客満足度を数値化して報告する。

 Webサイトをユーザーの立場から観測できるため、サーバやルーターの監視だけでは分からなかった不具合がチェックが可能となり、顧客満足度の向上につながるという。

 NTTコムウェアでは、同社のデータセンター内に専用サービス・センタを構築する。料金は観測周期により異なるが、一般的なサイトの場合、1時間周期・年間48万円〜。2月に先行キャンペーンを実施後、3月にサービスの提供を開始する。また、同サービスを用いたコンサルティング事業も行う予定。

[関連リンク]
SiteAngel製品紹介
bmcソフトウェアの発表記事
NTTコムウェアの発表記事

[関連記事]
[Interview] Webの負荷テストとモニタリングは今後のECに不可欠 (@ITNews)
住商、システム構築支援ツールを強化 (@ITNews)
[Interview] SIPSはシステム構築をどう変える?―先手をかける富士通の戦略 (@ITNews)

 

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)