J-フォン東日本、Java対応コンテンツサービスを開始

2001/6/21

 

6万5536色表示可能な半透過型ハイカラーTFT液晶を搭載した折りたたみ型の「J-SH07」。11万画素のモバイルカメラも背面に搭載

 J-フォン東日本は、Java対応コンテンツサービスを6月22日から開始すると発表した。

 Javaに対応した携帯電話としては、すでに「J-SH07」「J-T06」「J-D05」の3機種が発表されているが、サービス開始時に関東・甲信エリアで発売される機種は、「J-SH07」のみだ。「J-SH07」はその後、北海道エリアで23日、東北・新潟エリアで26日に発売される。「J-T06」「J-D05」は7月中旬以降の発売となっている。なお、今のところJ-フォン東海とJ-フォン西日本からはJava対応コンテンツサービスについての発表はない。

 サービス開始時に提供されるJava対応コンテンツ数は29本。コンテンツにより複数のJavaアプリケーションが提供され、トータルで57本のJavaアプリケーションが用意される。

 Javaアプリケーションを提供するのは、セガ、コナミ、三井物産、タイトーなど17社。また、すべてのJ-フォンのJava対応携帯電話にはユナイテッド・ゲーム・アーティスツの「通話シチョーリツ」(電話やメールのやり取りをテレビの視聴率のように表示するJavaアプリケーション)がプリインストールされる。料金については、無料で利用できるもの、月単位の課金となるもの、アプリケーション単位での課金となるものなどさまざまだ。

 Javaアプリケーションの大部分はゲームで、「音楽ゲーム」「アクション」「タイピング」「クイズ・パズル・etc」などのジャンルがある。そのほか3Dポリゴン表示機能を生かした「3D・キャラクター」、メール着信などを知らせてくれる「待受アプリ」「着信メロディ」「占い」などが用意されている。「実用」ジャンルとしては、唯一東芝から駅前探検倶楽部の「Ekitan Navi」が提供される。

 なお、サービス開始当初のJavaアプリケーションは、J-フォン公式コンテンツのみの提供となる。開発に必要な仕様や開発ツール・ライブラリなどは、現在一般に公開されていないため、NTTドコモのiアプリのように、ユーザーがJavaアプリを作成して公開することはできない。仕様などの公開は、2001年後半になる見込みだ。

[関連リンク]
J-フォンの発表資料(Javaサービス開始)
J-フォンの発表資料(J-T06、J-D05)
J-フォンの発表資料(J-SH07)

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