BEA、マーケティング機能が新しいコマース・サーバ

2001/7/6

 日本BEAシステムズは7月5日、J2EE準拠のコマース・サーバ「BEA WebLogic Commerce Server 3.5J」を発表した。

 WebLogic Commerce Server(WLCS)はアプリケーション・サーバ上でECサイトの構築・運営が行えるフレームワーク。EJBやJSPで構成される顧客管理、在庫管理などの機能がすぐに利用できるため、短期間でサイトが構築できるという。また、パーソナライゼーションを実現するポータル・フレームワーク機能「WebLogic Personalization Server」も含んでいる。

 新バージョンでは、イベント・トラッキング、ディスカウントルール設定などの機能が追加された。また、マーケティング機能として新たに「BEA Campaign Manager for WebLogic 1.1J」が加わった。GUIをベースとし、技術に関する専門知識のないマーケティング担当者や企業経営企画担当者でもマーケティングプログラムの作成・操作が行える。分析機能や顧客のセグメント化の機能、レポーティング機能などを組み合わせることにより、キャンペーンなどのマーケティング活動をより効率的に実施することができるという。

 価格は1CPU当たり885万円より。7月6日から出荷開始する。

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BEAシステムズ
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