Itanium対応Windowsが出荷へ

2001/8/31

 米マイクロソフトは米国時間8月28日、同社初の64ビットOS「Windows Advanced Server,Limited Edition」を発表した。同OSは、インテルの64ビットプロセッサItaniumに対応している。

 Windows Advanced Server,Limited Editionは、大量のデータ容量を必要とする企業や研究機関での利用に適しているという。用途として、Webサーバ、ビジネス・インテリジェンスやデータ・ウェアハウス、科学・航空研究アプリケーションなどを挙げている。

 米インテル 副社長兼アシスタント・ゼネラル・マネジャー Abhi Talwalkar氏は、「Itanium用Windowsの出荷は、長年のインテルとマイクロソフトの歴史におけるマイルストーンとなる」とし、「Windowsを搭載したItaium製サーバは、優れた性能や信頼性を提供し、投資を保護する」と述べている。

 同OSを搭載したサーバは、コンパック・コンピュータ、デル・コンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBMから30日以内に、富士通、日立製作所、三菱電気、NEC、ユニシスから今年中に、出荷される予定だという。

[関連リンク]
米マイクロソフトの発表資料

[関連記事]
Itanium正式リリースで、各社が関連製品を発表 (@ITNews)
[Interview] 技術/科学分野でItanium移行を促進するHP (@ITNews)
特集 : Itaniumの登場でハイエンド・サーバ市場が変わる? (PC Insider)
ついに出荷、Itanium。その前途は― (NewsInsight)

 

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)