コンピュータ・アソシエイツ、xSP事業者向け管理ソリューション
2001/9/22
コンピュータ・アソシエイツは9月21日、ISP/ASP/MSPなどのxSP事業者向けのサービス管理ソフトウェア「iCan Provider Suite 日本語版」を発表した。米コンピュータ・アソシエイツ子会社のiCan SPが開発/販売している製品の日本語版であり、xSP事業者が同製品を利用することで、SLA(Service Level Agreement:サービス品質保証)監視や課金管理、運用管理コストの削減、複合的なサービス提供やサービス展開の高速化などが可能になるという。
iCan Provider Suiteは、次のコンポーネントから構成されている。ユーザーは、これらコンポーネントを業態や規模に合わせて組み合わせることで統合管理が可能になる。
- iCan View
顧客アカウントの情報表示と管理/エンドユーザーへの各種サービス提供/ユーザーごとのパーソナライズ機能
- iCan Meter
ハードウェアリソースやコンテンツの状況監視/アカウントごとの使用量などのレポート作成
- iCan Assure
SLAの定義や測定/各種サービスパッケージの作成
- iCan Bill
課金管理/請求書の作成
- iCan Provision
プロビジョニング(需要を想定した設備投資など)の自動化/顧客自身によるプロビジョニングサービスの提供
景気後退で企業のIT投資の縮小がささやかれている。だが、そんな時代だからこそ、xSP事業者(サービス・プロバイダ)は費用対効果を明確化し、競争力をつける必要がある。コンピュータ・アソシエイツでは、戦略パートナーの京セラコミュニケーションシステムと共同で、同製品を核とした日本独自のソリューションを開発中。具体的には、課金代行システムや携帯/PDA/PC向けのコンテンツ変換などを付け加えて、プロバイダ各社に積極的に提供していく予定だ。
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