RSAが携帯機器向けの暗号化ツール
2001/9/29
RSAセキュリティは9月26日、PDAなどの携帯機器に暗号化や電子署名機能の実装を容易に行えるツールキット製品「RSA BSAFE Wireless Core」を10月3日より出荷開始すると発表した。
携帯機器では、プロセッサパワーやメモリなどのリソースが限られているため、重い処理である暗号機能の実装は比較的難しかった。同ツールキットを使用することにより、これらの機器に対して用意に暗号機能を実装できる。また、使用する暗号化方式のRSAアルゴリズムの処理スピードを向上させたほか、Multiprime RSAと呼ばれる小型機器向けのアルゴリズムを使用することで、復号化と電子署名処理を2倍近い速度で実行できるという。
おもなスペックは下記のとおり。
対応プラットフォーム |
EPOC、PalmOS、Windows CE |
ライセンス料 |
500万円〜 |
対応暗号アルゴリズム | |
暗号化(公開鍵)
|
RSA、Multiprime RSA |
暗号化(共通鍵)
|
RC2、RC4、RC5、RC6、DES、3DES、AES |
電子署名
|
RSA、Multiprime RSA、DSA |
鍵交換
|
Diffie-Hellman |
メッセージダイジェスト用
ハッシュ関数 |
MD2、MD5、SHA-1、SHA-256、SHA-384、SHA-512 |
そのほか
|
疑似乱数生成器、HMAC生成 |
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RSAセキュリティ
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