エンタープライズを意識したミラクル・リナックスの新OS
2001/10/11
「MIRACLE LINUX Standard Edition Version2.0」 |
Linuxの次の課題は、大規模企業システムでの利用とされてきたが、ミラクル・リナックスの新OS、MIRACLE LINUX Standard
Edition Version2.0も、拡張性や運用性を強化するなど、その課題に取り組んだものとなった。
今回、同社は米レッドハットと技術提携し、レッドハットのOS「Red Hat Linux 7.1」を採用している。これにより、Red Hat Linux 7.1ベースのソフトウェアをサポートするほか、ジャーナリングファイルシステムなどの最新機能も搭載した。そのほかにも、Webminを搭載しブラウザでのアクセス制御など各種設定や管理が可能となった点や、Oracle8i、Oracle9iに完全対応した点などが特徴に挙げられる。
また、「postfix」「qmail」「fml」「majordomo」などのアプリケーションへの対応を行ったほか、「Samba 2.2」も同梱した。
同社は今後、同OSをベースに、ハードウェアおよびソフトウェアベンダと協業して、64ビットLinuxサーバ対応への展開を図っていく。
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ミラクル・リナックスの発表資料
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