OLAPとレポーティングツールのスイート製品登場
2001/10/12
帝人コグノスは10月11日、ビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Cognos Web BI Suite」(以下、WBS)を発売すると発表した。1000人以上の大規模使用が想定される企業を対象に、年内に100社の導入を目指す。
田上一巳代表取締役社長 |
WBSは、同社が販売しているOLAPツール「PowerPlay」とレポーティングソフト「Impromptu」を1つにまとめたソリューションスイート製品。ERPやCRMなどの基幹系・情報系データベースと連携して、多次元データベースとレポーティング用の情報カタログデータを生成、ユーザーはWebブラウザからさまざまな切り口で主要な指標から個別の伝票まで各種の企業情報を取り出し、分析・加工・報告・配布などが行える。情報は、HTMLのほか、PDF、Excelデータ形式、CSV形式などでも取り出し可能。所属部署や役職によって表示内容を変えるポータル機能を持つ企業情報ポータルを作成することもできる。
帝人コグノスの田上一巳代表取締役社長は、「情報リテラシーの高まりとともに、BIに対する需要が高まってきている。また、意思決定にスピードが必要な時代になってきている。現在の企業は自社の経営方針にあった新しい主要業績指標(キーパフォーマンスインディケータ)が求められているが、これまでの日本の情報化は事業部・事業所単位で行われていることが多く、情報システムだけでなく業務指標まで違っていることもあった。いままでの投資を無駄にすることなく、さらに潜在的な情報処理コストを抑えて、柔軟な自由度の高いBI環境を実現することがわれわれのテーマ」とWBSをアピールした。
同社では2002年2月末まで「WBS発売記念キャンペーン」を行い、帝人コグノス教育コース6人日分を無償で添付する。
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価格(年間メンテナンス、サポート含む) |
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WBS Starter Pack webクライアント同梱製品一覧 |
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帝人コグノス
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