SAN導入促進を目指し、関連ベンダ5社が共同プロジェクト
2001/10/13
TIS、エントレージ・ブロードコミュニケーションズ、東京エレクトロン、ブロケード コミュニケーションズ システムズ、ベリタスソフトウェアら5社は10月11日、高速/大規模ストレージ・システムであるSAN(Storage Area Network)の相互接続検証サービスおよび、SANシステムの構築/運用に関するコンサルティングを行う共同プロジェクト「B-cube(ビー・キューブ)」を2001年12月初頭より開始すると発表した。
SANは次世代のストレージ・インフラとして、その高速性や管理面でのメリットで注目を浴びている。しかし、マルチベンダ環境における相互接続の問題や構築に高度な技術レベルを要求されるなどの課題もあり、大きくブレイクするまでには至っていないのが現状だ。B-cubeプロジェクトでは、「ブロードバンド時代ではデータやコンテンツの大容量化が進み、バックボーン側でそれに対応できるだけの、強固で(災害時のバックアップなど)安全なシステム構築が必要不可欠」とし、SANの導入促進を狙う。今回のプロジェクトでは特に、MAN(Metropolitan Area Network)上にSANシステムを配置したうえでの事前検証が可能になることを特徴としている。参加5社の役割分担は、それぞれ下記のとおり。
- TIS
検証環境/運用サービス提供
- エントレージ・ブロードコミュニケーションズ
コンサルティングサービス
- 東京エレクトロン
SIサポート/機器調達
- ブロケード コミュニケーションズ システムズ
FibreChannelスイッチ提供/相互接続検証ノウハウ提供
- ベリタスソフトウェア
データ管理ソフトウェア提供
[関連リンク]
TIS
東京エレクトロン
ブロケード
コミュニケーションズ システムズ
ベリタスソフトウェア
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