企業におけるWebアクセス制限の必要性を強調するアスキー

2001/12/14

 アスキーは12月12日、企業向けWebフィルタリングソフトウェア「SuperScout Web Filter VS日本語版」(SuperScout)を、2002年1月31日より販売すると発表した。

英国Surf ControlのCEO スティーブ・パーダム氏

 SuperScoutは、英国のSurf Controlが開発した製品で、アスキーはこれまで、同社の「Cyber Patrol」シリーズを学校・教育機関向けに販売してきた実績がある。今回発表した「SuperScout」は、その企業向けバージョン。対応OSは、Windows NT/2000 Serverで、価格は35〜1200万円。初年度の売り上げとして6億円を見込んでいる。

 米国では、従業員が業務中に不必要なサイトにアクセスすることが、大きな問題とされている。実際、それによって企業の生産性は、年間30〜40%程度(年間6兆6000万円もの損害)下がっているという。あるレポートでは、従業員1000人が1日1時間不必要なネットサーフィンを行うだけで、年間35億円程度の損失になるという試算もある。

 「SuperScout」は、「Cyber Patrol」でアクセスを制限していたアダルト、暴力などのサイトに加え、娯楽情報、投資情報、ショッピングなど業務に不必要なサイトへのアクセスを制限することができる。

 欧米のWebフィルタリング市場規模は、企業向けが教育市場の5倍。日本ではこれまでWebフィルタリングというと教育市場が中心であった。しかし、国内でもWebを活用して生産性を向上させようといった動きや、企業のコンピュータセキュリティへの意識の高まりがあり、企業向けWebフィルタリングが注目され始めている。実際、日本の企業向け市場は、対前年比で68%成長している。開発元のSurf ControlのCEO スティーブ・パーダム(Steve Purdham)氏は、「インタ−ネットを使用している企業がより生産性を高めたいのであれば、フィルタリングソフトを入れる必要がある」とその価値を強調した。

[関連リンク]
アスキー発表資料
SuperScout Web Filter VS 日本語版の製品情報

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