CAの新製品、データベースの抽出処理を10時間から1時間に短縮
2002/10/17
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| コンピュータ・アソシエイツ テクノロジーディビジョン アーキテクトの三浦康幸氏は「Unicenter Database Managementで、OracleやUNIXデータベースの深い知識や経験のない方でも、複雑で大規模なデータ処理をパフォーマンスを停止することなく行える」と説明した | 
コンピュータ・アソシエイツ(以下CA)は10月16日、包括的なOracleデータベース管理ソリューション、「Unicenter Database Management」を発表、販売を開始した。
Unicenter Database Managementは、データベース管理者が遠隔地から大規模なシステムを一元的に統合管理するためのソリューションで、今回国内で発売となったのは以下の3製品。
【Unicenter Fast Unload for Oracle 4.1日本語版】
         データベースのデータを、オラクル自身が提供するユーティリティよりも高速に抽出する製品。Oracle9iに対応し、出力形式では制御ファイルを利用することで、ほかの抽出ユーティリティとの相互性を確保している。これまで、10時間費やしていた大規模データベースの抽出処理が、本製品を利用して1時間に短縮した例があるという。価格は1サーバあたり48万円から。
【Unicenter TSreorg for Oracle 3.1】
         Oracleデータベースのテーブルスペースの断片化を最適化するためのツール。Oracle9iに対応し、オンライン編集機能が加わった。これにより、データベースの再編成処理をシステムを停止させることなく実行できるようになった。価格は1サーバあたり60万円から。
【Unicenter Database Performance Management for Distributed RDBMS4.4】
         システムやデータベースのパフォーマンス状況をリアルタイムに監視する製品で、稼働状況を履歴として保存できる。また、ドリルダウン機能を利用することにより、パフォーマンスの劣化や障害の追跡と分析が可能になった。価格は1サーバあたり36万円から。
CAはこれまでオープン系製品の販売はすべてパートナー企業を通しての間接販売を行っており、今回のUnicenter Database Managementも、従来通りのアシスト、NTTコミュニケーションズ、オージス総研、東芝情報システムなどのSIパートナーを通じての販売となる。また今回の発表で、OEMパートナーとして新しく加わったNECからは、NECソリューションズの総合運用管理ミドルウェア「WebSAM」のデータベース管理製品として販売される。
[関連リンク]
        
コンピュータ・アソシエイツ
        
日本電気ミドルウェア事業部 
      
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