KCCSとセイコーエプソン、共同でWebベースのワークフロー製品を開発
2003/1/8
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は1月6日、Javaテクノロジを採用したWebベースの大規模ワークフローシステム「GreenOffice
Workflow」をセイコーエプソンと共同で開発したと発表した。セイコーエプソンが独自に構築、運用していた社内ワークフローシステムの構築・運用ノウハウがベースとなっている。
KCCSでは、今回発売する「GreenOffice Workflow」を、同社のグループウェア製品群「GreenOfficeシリーズ」のワークフロー製品として位置付ける。稟議(りんぎ)申請や旅費決算などに加えて、社内外のオフィス業務の効率化を目指し、ビジネス・プロセスにおける承認・決裁などのワークフロー自動化を実現する。
「GreenOffice Workflow」はワークフローシステム標準規格であるWfMC(Workflow Management Coalition)に準拠し、企業間のワークフロー連携、多様な決裁/承認ルート設定や複雑な条件分岐、権限の管理などワークフローシステムに要求される機能をサポートする。また、APIの活用により、外部アプリケーション(人事給与、財務管理などの基幹システム)からも利用可能となっている。
価格は1CPU600万円から。同社では初年度3億円の売り上げを見込んでいる。
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