エンジニアの仕事の大半はコミュニケーション活動である
2003/7/25
米コクリエイト製品開発責任者ウーリッヒ H. マーレ(Ulrich Mahle)氏 |
「エンジニアの多くは、仕事時間の大半を同僚とのコミュニケーションに費やしている」と米コクリエイト製品開発責任者ウーリッヒ H. マーレ(Ulrich Mahle)氏は言う。エンジニアといっても種類はさまざまだ。電気/電子機械の専門技師や産業機械専門技師、自動車/自動車部品エンジニア、航空宇宙/防衛関係および医療機器開発者。もちろんソフトウェア開発者も立派なエンジニアである。マーレ氏は「いずれも、ほかの人とのコラボレーション作業を抜きにして行うことはできないのが現状」とし、効率的なコラボレーション環境がエンジニアリング作業の効率化につながると力説した。
コクリエイトが7月24日に発表したコラボレーション・ソフトウェアの新製品が「OneSpace.net」である。マイクロソフトの.NETフレームワーク上で開発した。製品開発のコラボレーション作業に必要なプロジェクト管理、アイデアの共有、コミュニケーション機能を提供する。ソフトウェア全体が3つのコンポーネント(「project workplace」「meeting room」「model explorer」)で成立している。「project workplace」は開発プロジェクトのデータを保存し、プロジェクトメンバー登録やアクセス権を管理、メンバー内でディスカッションを行ったりできる。「meeting room」はチームメンバー間でのオンライン会議や簡易メールのやりとりが行える。会議のスケジュールはマイクロソフトのOutlookと連動し、議事録や仕事内容もOutlookに保存可能である。「model explorer」はCADモデルを使用したモデルの表示、編集、計測が可能。また主な3次元/2次元CADフォーマットに対応している。
発売は9月12日。価格はASP版が1カ月間120ドル、ライセンス版は19万8000円。
(編集局 谷古宇浩司)
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