SSL-VPN採用の「GMOどこでもLAN」ができること
2004/5/22
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| グローバルメディアオンライン 代表取締役会長兼社長 熊谷正寿氏 |
グローバルメディアオンライン（GMO）とフリービットは、中小企業向けにレイヤ2を介するVPNサービスをASPで提供する「GMOどこでもLAN」の提供を開始すると発表した。フリービットが開発したVPN技術「Emotion Link」を採用した。GMO 代表取締役会長兼社長 熊谷正寿氏は「2〜3年で億単位のビジネスにしたい」と述べた。
GMOどこでもLANは、フリービットが開発したEmotion Linkの専用ソフトウェアをダウンロードし、クライアントにインストールする。インストールしたソフトウェアがEmotion Linkに仮想のイーサネット・アダプタとして認識され、TCPにダイレクトに接続できる。通信プロトコルに制限されずに社内LANで使っているWindowsのファイル共有やTCP/IPアプリケーションがそのまま利用できる。クライアントからゲートウェイ（Emotion Link Server）への接続方式はSSL-VPNで、データは128bit SSLで暗号化される。
GMOどこでもLANでは通常のIPアドレスのほかに、Emotion Link接続専用のグローバルIPアドレスが個々のクライアントに付与される。Emotion Link Serverを介して接続されたクライアント同士は、この専用IPアドレスで通信を行うことで、ダイレクトにアクセスできる。
GMOどこでもLANは、5ユーザーが1グループとなって利用する場合、初期費用は5000円、月額費用は3000円。1つのHUBに対して最大20アカウント（1グループ）まで登録できる。対応OSは、Windows 2000 ServicePack4、Windows XP ServicePack1、Windows Server 2003以上。
（編集局 富嶋典子）
[関連リンク]
GMOの発表資料
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Emotion
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