Visual Studio .NETでUMLモデリングをする

2004/7/7

Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET 2.0の画面(クリックすると拡大)

 ボーランドは7月6日、「Microsoft Visual Studio .NET 2003」と統合可能なUMLモデリング・ツール「Borland Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET 2.0(Together Edition for VS .NET 2)」日本語版を発表した。C#とVisual Basic .NETをサポートしている。価格は2万4000円。

 Together Softwareと合併後、ボーランドのUMLモデリングツールのラインアップは中核製品である「Together ControlCenter」から「Together Edition for JBuilder」「Together Edition for Microsoft Visual Studio .NET」「Together Edition for Eclipse」「Together Solo」へと代表的なプラットフォームをサポートする形で拡充してきた。今回リリースする「Together Edition for VS .NET 2」は、従来C#のみの対応だったものをVisual Basic .NET対応にまで機能拡張したもの。モデル図とコードがリアルタイムに同期する“Borland LiveSource”やデザインパターン(GoF)の適用、リファクタリングといった基本機能は、Java対応版と変わらない。

 現在、同社が.NETプラットフォーム向けにリリースしている製品には、パフォーマンスチューニングツール「Borland Optimizeit Profiler for .NET」がある。そのほかには、Microsoft .NET Frameworkアプリケーションと、J2EEおよびCORBAのランタイム環境との相互運用を可能にするミドルウェア「Borland Janeva」があり、プラットフォームを超えた使用を前提とする変更管理ツール「Borland StarTeam」、要求管理ツール「Borland CaliberRM」がある。

(編集局 谷古宇浩司)

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