国内IAサーバの市場シェアトップの座、NECがデルから奪還

2004/7/29

 ガートナー ジャパンが7月28日に発表した2004年第2四半期(4〜6月)の日本国内におけるIAサーバ市場動向(速報値)によれば、出荷台数ベースでNECが1位(2万2290台)、デルが2位(1万9700台)となり、NECがデルから首位の座を奪還した。なお、3位はヒューレット・パッカード(1万5800台)、4位がIBM(1万2850台)、5位が富士通(1万1962台)という結果だった。

順位
メーカー名
1位
NEC
2位
デル
3位
ヒューレット・パッカード
4位
IBM
5位
富士通
2004年第2四半期における日本国内のIAサーバの出荷台数ベースでのランキング

 2004年第2四半期の国内IAサーバの出荷台数は前年同期比で12.4%増。2003年第2四半期以降の2ケタ成長記録を伸ばした。出荷台数が伸びた理由としてガートナーが挙げるのは、景気回復感、コスト削減が求められる中でコストパフォーマンスの高いIAサーバに需要が流れている、といった点だ。

 NECが首位奪還を果たした要因としては、NECが総合力で対応したことをガートナーは挙げている。特に小規模企業向けサーバのExpress5800/Gモデルの強化が出荷に大きく貢献したとしたとしているが、そのほかにも価格戦略のほか、2営業日出荷、3年間のオンサイト保守サービスのパッケージ化なども首位奪還の原動力になったとしている。

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ガートナー ジャパン

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