米EDSを中心に業界アライアンスが誕生
2004/10/26
EDSは10月18日(米国時間)、共通の顧客を持つIT企業群と「EDS Agility Alliance」を設立したと発表した。発足メンバーにはシスコシステムズ、デル、EMC、マイクロソフト、サン・マイクロシステムズ、ゼロックスが名を連ねている。EDSの次世代グローバル・デリバリ・システム基盤「EDS アジャイル・エンタープライズ・プラットフォーム」に「EDS Agility Alliance」メンバー独自の技術を同調、連結させることで同基盤システムの強化を目指す。
同社は米国テキサス州プレーノに共同開発センターを建設中であり、他地域での建設も予定している。デザイン、開発、テスト、次世代サービス・デリバリ・プラットフォーム提供に特化した施設として、このアジャイル開発センターは業界初の試みとなる。同開発センターには1000人強のEDSの技術者を配置する予定。
具体的な取り組みとして、シスコとは「EDS Agility Alliance」の中核となるグローバル・セキュア・ネットワークを共同で構築している。サンとは仮想化技術とユーティリティ・コンピューティングの技術を核とした廉価なホスティング・コンポーネントを共同開発している。またゼロックスとはドキュメント管理のインフラストラクチャを共同で開発することで、顧客企業のデジタルコンテンツへの移行を促す。
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