もうノートPC落としても安心? NTTコムの対策
2005/2/23
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2月22日、PCのハードディスク暗号化やヘルプ業務などを代行するサービス「HDD暗号化マネジメントサービス」の提供を3月より開始すると発表した。同社の提供するリモートアクセスソリューション「モバイルコネクト」のメニューの1つとして提供する。
HDD暗号化マネジメントサービスは、ユーザー企業の社内LANとNTTコムのデータセンターを接続することで、ユーザー企業に存在するクライアントPCのハードディスク暗号化や認証などが可能になるサービス。サーバ機器の管理・保守はNTTコム側が一括して行うため、ユーザー企業は導入時と管理の手間を省くことができる。
具体的には、ユーザー企業内のクライアントPCの「ハードディスク全体の暗号化」や、「電源を入れてから起動するまでの認証」「スクリーンセーバを含めたセキュリティポリシーの強制適用」などが可能となる。このサービスを利用すると、ポリシーに準拠しないマシンは社内LANに接続できないため、常にPCのハードディスクが暗号化される。このため、社外に持ち出した際に盗難や紛失しても、情報が漏えいする可能性が低いという。
また、このサービスは完全なアウトソーシングサービスであるため、申し込みから1.5カ月で導入が可能なほか、導入費用も自前で構築した場合と比較して、初期費用で95%、年間の運用費で50%削減できるとしている。
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NTTコミュニケーションズ報道発表資料
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