携帯電話でチャンネルをザッピング、FlashCast技術がNTTドコモで

2005/9/3

 マクロメディアは9月2日、NTTドコモが9月9日に開始する新サービス「iチャネル」にMacromedia FlashCastの技術が採用されたと発表した。同技術はMacromedia MAX 2004で発表された、消費者向け携帯端末向けのプッシュ型コンテンツソリューション。コンテンツは携帯端末対応Flash PlayerであるFlash Lite上で再生される。ユーザーはテレビのチャンネルを切り替えるようにコンテンツをザッピングして情報の閲覧ができる。

 FlashCastのコンテンツはMacromedia Flashの開発環境で製作できる。NTTドコモの「iチャネル」は、FlashCastの技術を生かし、天気予報やニュース、各コンテンツプロバイダの最新情報といったコンテンツを配信する。米マクロメディア プレジデント兼モバイル&デバイス担当 ユーハ・クリステンセン(Juha Christensen)氏は「(世界中で)100万人のFlash開発者が、モバイルのFlashコンテンツ普及の後押しになる」と話している。

 「iチャネル」はNTTドコモの携帯電話FOMA701iシリーズから搭載されるサービス。利用者に対してFlashコンテンツをプッシュ型で配信する。

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