分散型開発環境のリスクを減らす、変更・構成管理の新製品
2005/9/7
ボーランドは9月6日、変更・構成管理製品の最新バージョン「Borland StarTeam 2005 Release2 日本語版」(以下StarTeam R2)を出荷すると発表した。StarTeamはアプリケーション開発において発生する変更・構成管理業務を支援するためのツール。同社では、特にオフショア開発をはじめとするインターネット経由の分散型ソフトウェア開発現場で同製品の重要性を強調している。
StarTeam R2ではEclipseやマイクロソフトのVisual Studio .NETといった統合開発環境(IDE)との統合を強化した。これにより、環境の切り替えをすることなく、開発作業を進めることができるようになる。Visual Studio .NET環境からStarTeam R2の全プロジェクト資産を直接利用でき、あるいは、Eclipseのクライアント環境内でStarTeam R2のカスタマイズ機能が使えるようになった。
また、分散した複数の開発拠点ごとにStarTeam R2の資産情報をキャッシュする機能をプロジェクトレベルで選択できるようになった。プロジェクト資産全体をキャッシュしていた旧バージョンに比べ、レスポンスが大幅に向上したことになり、プロジェクトごとにオフショア開発先が異なる場合でも、作業の効率性を上げることが可能となる。
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