ウィルコムがPHS通信モジュール発表、音声端末も明らかに
2005/10/20
ウィルコムは10月19日、PHSのアンテナ、無線機部分を搭載した小型通信モジュール「W-SIM」(ウィルコムシム)を開発したと発表した。専用の音声端末「WS001IN」とデータ端末「WS002IN」に同梱し、11月25日にWebサイトで発売する。ウィルコムは、W-SIM関連のビジネスを促進する「WILLCOM コアモジュール フォーラム」(仮称)を年内中に発足させるとしていて、対応端末も順次開発する考え。
W-SIMは幅25.6mm×奥行42mm×高さ4mmのパッケージにPHSのアンテナ、無線機部分を搭載。インターフェイス部分を付け替えることで、音声通話やデータ通信ができる。データ通信は4x/1xパケット方式、フレックスチェンジ方式、64kPIAFS、32kPIAFSに対応する。
音声端末のWS001IN(ネットインデックス製)はW-SIMを差し込むことで、音声通話や電子メールの利用が可能。また、同様にW-SIMを差し込んで使うWS002IN(ネットインデックス製)はUSB型のデータ通信端末で、PCに接続してデータ通信ができる。
WS001INはWebサイト「ウィルコムストア」でのみ販売。3色あり、1色3000台ずつ販売する(10月26日に予約開始)。WS001INはW-SIMとWS002INが同梱される。価格は2万円台前半の予定。WS002INは量販店でも販売され、価格は1万円未満。
W-SIM(ウィルコムシム) |
音声端末「WS001IN」 |
端末の上部からW-SIMを抜き差しする |
データ端末「WS002IN」 |
[関連リンク]
ウィルコムの発表資料
[関連記事]
新“京ぽん”のターゲットは40代サラリーマン? (@ITNews)
電波が足りない! NRIが無線ブロードバンドで警告 (@ITNews)
データに続いて音声も定額制へ、ウィルコムのPHSな野望 (@ITNews)
情報をお寄せください:
最新記事
|
|