次世代ソフトイーサ「PacketiX VPN 2.0」が登場
2005/12/17
ソフトイーサVPNは12月16日、ソフトイーサが開発した次世代VPNシステム「PacketiX VPN 2.0」の製品版の販売を開始したと発表した。前身であるSoftEtherの内部構造を一から慎重に設計しなおし、まったくことなったソースコードツリーを用いたプログラムを実装したという。
PacketiX VPN 2.0は、SoftEther VPN 2.0の名称で2004年12月より開発が進められていたVPNソフト。SoftEtherは、既存のファイアウォールやプロキシサーバ、NATの大半を通過することができるため、ファイアウォールの設定を変えることなくLAN同士が接続できるソフトウェアとして注目を集め、IPAの未踏ソフトウェア創造事業・未踏ユース部門にも採択された。
PacketiX VPN 2.0は、前バージョンである「SoftEther」や、その商用版にあたる「SoftEther CA」の内部構造を一から慎重に設計しなおし、安全性や拡張性などを高めたほか、まったく別のソースコードツリーを用いたプログラムを実装したという。
製品ラインアップは、クラスタリング機能を含めた全機能が使用できる「PacketiX VPN Server Enterprise Edition」、クラスタリング機能を持たない「PacketiX VPN Server Standard Edition」が用意されている。利用時には、これらのサーバライセンスに加え、クライアント側のブリッジ接続ライセンス、またはクライアント接続ライセンスを購入して使用する必要がある。
小規模事業者または個人向けには、PacketiX VPN Server Standard Editionのライセンス1つと、クライアント接続ライセンスが3つセットになった「PacketiX VPN Server SOHO Edition」を1万9950円で販売する予定だ。
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ソフトイーサの発表資料(PDF)
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