監視サービスに情報漏えいオプションを追加、ISS

2006/3/30

 インターネット セキュリテイ システムズは3月29日、中小規模企業向け監視サービス「MPS for SMB」(マネージド プロテクション サービス for SMB)に、情報漏えい対策オプションを追加すると発表した。Winny事件に代表される情報漏えい問題に対処するもの。同社パートナー10社を通じて販売する。

 情報漏えい対策オプションは日本固有の「情報漏えい対策オプションシグネチャリスト」を設定し顧客に提供するもの。「MPS for SMB」の防御保証SLAにあらかじめ組み込まれている「X-Force Certified List」(X-Force認定攻撃リスト)とは別のオプションである。このシグネチャリストには、WinnyやGnutella、WinMXなどのPtoPソフトウェア関連10種類とインスタント・メッセンジャー関連15種類、スパイウェア関連30種類が含まれている。

 同オプションを追加することで顧客企業は、当該イベントがISSのセキュリティ管理センターで検出された場合、電子メールによる自動通知や自動防御を受けることが可能。

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インターネット セキュリテイ システムズ

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