ASP機能を強化、Intellisync Mobile Suiteの最新バージョン
2006/6/2
インテリシンク 代表取締役社長 荒井真成氏 |
インテリシンクは6月1日、Intellisync Mobile Suite 7.0Jを7月3日に出荷すると発表した。
Mobile Suiteの管理をPCのWebブラウザでできるようになったほか、大規模構成のASPの管理運用をサポートした。この機能を利用したASPサービスをTISが開発中。サービス名称は「エンタープライズ モバイル ソリューション ASPサービス」(仮称)。グループウェアをはじめとした企業内アプリケーションとモバイル端末のデータをリアルタイムに共有できるシステムである。TISのデータセンターを経由して提供する予定。メールやグループウェアとの同期サービスや、モバイル端末紛失・盗難時のリモートデータ消去サービス、モバイル機器データのバックアップ・リストアサービスが含まれる。
そのほか、Lotus Notes/Domino 7.0への対応、WebPIMを使ったインストール方法・オプション設定方法の拡充を行った。セキュリティ面についても改良を加え、Mobile Suiteサーバとの通信は80/443ポートのみとなった。
Intellisync Mobile Suite 7.0J発表を受けて、NECはグループウェア「StarOffice21」とIntellisync Mobile Suite 7.0Jを連携できるゲートウェイ用ソフトウェアを9月1日に出荷すると発表した。同時に、NECグループ会社のNECネッツエスアイはIntellisync Mobile Suite 7.0Jを利用したネットワークシステム設計から、システム構築、保守サービスなど提供すると発表した。
(@IT 谷古宇浩司)
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