Oracle DBユーザーに最適なセルフサービスBI環境とは?将来的なオンプレミスへの移行も容易に(1/3 ページ)

「ビジネス部門主導で手軽に使える高機能なBIツールが欲しい」──Oracle Cloudには、そんなニーズに最適なサービスとして「Oracle Business Intelligence Cloud Service」が用意されている。ハイブリッドアーキテクチャで提供されるため、将来、オンプレミスに移行することも可能だ。[パブリッククラウド][ビッグデータ][Oracle Cloud][Big Data]

» 2015年10月27日 07時00分 公開
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「ビジネス部門が手軽に扱えるBIツールを今すぐ」という声に応えるサービス

日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DISプロダクトマーケティング部 担当マネジャーの五十嵐恒氏

 ビジネスの現場でデータ活用の機運が高まるのに伴い、「社内外のさまざまなデータを組み合わせて手軽に可視化/分析することのできる、扱いの容易なBI(Business Intelligence)ツールが欲しい」という声が強まっている。

 だが、既存のデスクトップツールではデータ連携や機能の面で物足りず、逆に部門/全社規模で使えるツールとなると導入の手間やコストの面でハードルが高くなる。「苦労して入れたツールが自社に合わなかった場合のリスクを考えると、おいそれとは手が出せない」という担当者もおられるだろう。今、多くの企業が必要としているのは、「ビジネス部門が必要とするときに、最小の手間とコストでスピーディかつ手軽に導入することのできる、使いやすいBIツール」なのである。

 実は、そうしたニーズに最適なBIツールがパブリッククラウドサービスとして提供されている。それが、オラクルの「Oracle Business Intelligence Cloud Service(以下、Oracle BI Cloud Service)」だ。既に世界中の企業においてビジネス部門主導で活用が進む同サービスの特徴/魅力を、日本オラクルの五十嵐恒氏(クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DISプロダクトマーケティング部 担当マネジャー)に聞いた。

対象データはOracle Database Cloud Serviceに格納。だから安心して使える

 Oracle BI Cloud Serviceは、オラクルのパブリッククラウド「Oracle Cloud」で提供されているBIサービスである。同サービスでは、可視化/分析対象のデータを格納するデータベースサービスとして「Oracle Database Cloud Service」を利用する。これは後述するさまざまなメリットの源泉ともなる特徴であるため、初めにOracle Database Cloud Serviceについて簡単に説明しておこう。

 Oracle Database Cloud Serviceは、「オンプレミスと同じOracle Databaseをパブリッククラウドでも使いたい」という企業のニーズに応えて開発された。その特徴を、五十嵐氏は次のように説明する。

 「オンプレミスのOracle Databaseと同じアーキテクチャで提供されるため、お客さまはOracle Databaseで培ってきたデータ資産や各種ノウハウ、スキルを、そのままパブリッククラウドでも生かすことができます。また、両者の間で相互にデータベースを移行するといったことも簡単に行えます」

 Oracle Database Cloud Serviceでは、使用するOracle Databaseのエディションとオプション機能に応じて四つのエディションを従量課金または定額制で使うことができる。例えば、最上位のEnterprise Edition Extreme Performanceでは、インメモリデータベース(Oracle Database In-Memory)を利用して高速なデータ処理を行うことが可能だ。

 サービスタイプについては、大量のCPUを使ってOracle Exadata上で高速かつ大規模なビッグデータ処理が行えるExadata Service、最大160個のCPUを使用可能なDatabase as a Service(DBaaS)、最大50GBまでのデータベースを使える部門規模での利用に適したSchema Serviceといったメニューが用意される。

 このうち、Schema Serviceでは、Oracle Databaseのパッチ適用やアップグレードの作業をオラクルに任せつつ、Oracle Exadata上で動作するOracle Database Enterprise Editionを使うことができる。高い性能と豊富な機能を備えたデータベース基盤をスキーマ単位で使えるという点が大きな利点であり、「Oracle Cloud上で動作させるアプリケーションのデータベース環境を手軽に調達したい」といった企業に魅力的なサービスだ。

ビジネス部門にデータベースの知識は不要。それによってもたらされる三つのメリット

 このように、利用規模に応じて豊富なサービスメニューが用意されるOracle Database Cloud Service上のデータを、さまざまな用途で活用したいといった企業に向けて、Oracle Cloudでは多彩なサービスを提供している。その一つがOracle BI Cloud Serviceである。

 Oracle BI Cloud Serviceの最大の特徴は、データベース環境の構築や運用管理に詳しくないビジネスアナリストやビジネスマネジャーなどのビジネスユーザーが、背後で動作するOracle Databaseをまったく意識せずにデータの可視化/分析作業を行える点にある。この特徴により、同サービスは次の三つのメリットをもたらすと五十嵐氏は話す。

  • ビジネスデータから価値を見いだして共有
  • ビジネス部門主導による意思決定の迅速化
  • クラウドとオンプレミスのハイブリッド

 次ページから、それぞれの詳細を見ていこう。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年11月26日

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