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» 2018年01月24日 07時00分 公開

サッポログループが物流管理やDWHなどの基幹データベース群をOracle Exadataに統合し、運用管理を大きく改善クラウド活用も含めた拡張性の高さが大きな魅力(2/3 ページ)

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移行時にOracle Exadataの使い方を定めたルールも策定

 2台のOracle Exadataは2015年12月から2016年1月にかけてデータセンターに搬入され、その後、移行プロジェクトが本格的にスタートする。基幹系システムが多いことから、移行に際しての検証作業は慎重に行われた。

 「Oracle Exadataへ移行する際の検証作業は念入りに行いました。特に物流システムのLNETは当社の事業を根底で支えるものであり、何度もリハーサルを実施しています。さらに、新データベース基盤では遠隔地へのデータベースレプリケーションを行うため、それを短時間で実現するにはどうすべきかの検討も同時に進めました」(駒澤氏)

 なお、SGMがデータベースの標準化において慎重に検討したことの1つが、各システムに対するリソースの割り当てだ。駒澤氏は、「それぞれのシステム担当者がOracle Exadataを好き勝手に使うことを許してしまうと、プロジェクトの目的である標準化が崩れてしまいます。そこで『Oracle Exadataを、どのように使うのか』を定めたルール作りにも多くの時間を割きました」と振り返る。

 その後、もともとOracle Databaseを使っていたDWHの一部を2016年5月にカットオーバーしたのを皮切りに、2016年7月にNXSIS(営業情報システム)、2017年1月にLNET(物流システム)、そして2017年5月には会計システムがOracle Exadata上で稼働を開始している。

運用管理を大きく効率化し、DWHのパフォーマンスも2倍以上に高速化

サッポログループマネジメント グループIT統括部イノベーション エキスパートの布施川貴久氏

 Oracle Exadataへの移行により、SGMはすでにさまざまな成果を得ている。その1つとして布施川氏が挙げるのが、DWHの性能改善だ。以前の環境では月初に集中する仕掛けの確認などの処理で極端にパフォーマンスが低下することがあったが、Oracle Exadataの導入でこの問題が解消された。また、以前は59分かかっていた予算シミュレーション処理が31分に、原価一括計算処理も37分から15分へと半分以下に短縮している。

 データベース環境を標準化したことで、運用管理の効率化も果たしている。

 「データベースの管理業務も大幅に効率化できました。大まかにいえば、以前は4つのシステムがあるためにDBAも4人いたのが、現在は1人に集約といった勘定になります。また、これまでは専任のDBAがいるシステムもあれば、アプリケーション担当と兼任しているシステムもあるといった具合にDBAの役割が明確化されていない面がありました。それが今回、データベースを含むITインフラとアプリケーションの間に明確な線引きを行えたこともOracle Exadataの導入効果の1つです。それにより、例えばデータベースのバックアップや監視、あるいはチューニングなどの業務にDBAがしっかりと取り組めるようになりました」(布施川氏)

 2台のOracle Exadataを導入し、一方を検証・バックアップ環境として使うようにしたことで、開発や運用業務も改善された。

 「これまでは、システムによって開発や検証に使う環境の状況が異なっていました。あるシステムは本番機と検証機、さらには準本番機まで用意されている一方、別のシステムは本番機の中で検証まで行っているといった状況だったのです。今回、共通の検証機を導入したことで、いずれのシステムでも本番環境に影響を与えずにテストなどが行える環境が整いました。Oracle Databaseにパッチを適用する際、事前に検証機でテストを行えるようになったメリットも大きいですね」(布施川氏)

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月23日

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