RADIUSを使おう(3):
認証サーバとしてRADIUSとLDAPのすみ分けとは?
企業が扱う情報の重要性への認識が高まるなか、個人認証の重要性がさらに高まりつつある。そのような状況のなか、認証サーバは企業にとってもはや必須のインフラとなりつつある。この連載では、RADIUSの必要性を「企業に認証サーバが必要な理由」で、RADUISの概要を「認証だけでなく課金管理も担うRADIUS」で解説してきた。最終回となる今回は、プロトコルから独立する認証プロトコルであるEAPやEAP-TLSについて概説する。また、RADUISを使って構築する検疫ネットワークについても述べたい。(2005/2/3)
RADIUSを使おう(2):
認証だけでなく課金管理も担うRADIUS
前回は企業に認証サーバが必要な理由をお話した。今回はいよいよ、RADIUSのお話に移ろうと思う。RADIUSといえば認証、認証といえばRADIUSといわれるくらい、広く認識されている。まずは、この概要をおさらいしてみたい。(2005/1/14)
RADIUSを使おう(1):
企業に認証サーバが必要な理由
本連載ではRADIUSの概要をお話ししてみたい。初めにお断りしておくが、筆者はRADIUSのプログラムを提供する側の人間ではない。どちらかといえばプログラムを利用する側の人間である。それもあり、RADIUSそのものだけを深く掘り下げることはせず、認証を軸にお話できればと思う。(2004/12/4)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。