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個人が“放送”できるポッドキャストって?5分でネットがわかるシリーズ(3)(1/5 ページ)

これまでのインターネットラジオとRSSを活用したポッドキャスト。番組の更新情報の送り方や仕組みを分かりやすく説明する

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何が新しいの?「ポッドキャスティング」

  Web2.0の代表サービスとして「ポッドキャスティング」(Podcasting)がよく挙げられます。昔からあるネットラジオとポッドキャスティングは何が違うのでしょうか?

  Web1.0時代のネットラジオは、サーバ上にアップロードされた音声ファイルをダウンロードしたり、ストリーミングしながら聞くパターンが一般的でした。欠点としては新しい音声ファイルが提供されても、ユーザーは手動で配信元をチェックしなければ、それを知ることができませんでした。

  そこで登場したのがポッドキャスティングです。ポッドキャスティングは音声ファイルをブログやWebサイトで公開するのですが、Web1.0のインターネットラジオと違ってRSS(参照:5分で分かるRSS)と連動しています。つまり、聞きたい番組を専用のソフトに登録しておけば、新しいデータがアップロードされるたびに、更新情報が通知され自動的に音声ファイルをローカルPC内にダウンロードしてくれます。さらにポータブルMP3プレーヤを接続していれば、勝手にプレーヤにまで音楽データを転送してくれます。これはかなり便利ですね。

図1 リスナーから見たWeb1.0のインターネットラジオとポッドキャストの違い
図1 リスナーから見たWeb1.0のインターネットラジオとポッドキャストの違い

 従来のインターネットラジオとポッドキャストの違いはRSSにあるということをご理解いただけましたでしょうか。では、ポッドキャストの仕組みについて見ていきましょう。

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