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個人が“放送”できるポッドキャストって?:5分でネットがわかるシリーズ(3)(2/5 ページ)
これまでのインターネットラジオとRSSを活用したポッドキャスト。番組の更新情報の送り方や仕組みを分かりやすく説明する
意外と単純なポッドキャストの仕組み
ポッドキャストの仕組みについて詳しく見ていきましょう。
まずは配信者側(「ポッドキャスター」といいます)の作業ですが、放送するための音声ファイルを作ります。できたファイルをブログやWebサイトにアップロードし、音声ファイルのURLに対応したRSSを生成します(ブログ同様に、ネット上にアップしたら自動的にRSSを作成してくれます)。
次に聞く人(リスナー)の動きです。まず、ポッドキャスティングを聞くためには「アグリゲーター」(Aggregator:「aggregate」で「集める」という意味です。ちなみにRSSリーダーも「アグリゲーター」と呼ぶこともあります)と呼ばれるソフトを用意します。アグリゲーターに聞きたい番組を登録しておけば、番組更新を自動的にチェックしてくれます。
もし、番組が更新していれば、新しい音声ファイルをダウンロードし、いつでも再生が可能な状態となります。さらにiPodのようなMP3プレーヤを持っているユーザーであれば、プレーヤに自動的に音声ファイルを転送してくれます。
ポッドキャストでコンテンツがコンテンツ配信者からリスナーに届く仕組みを説明しました。では、ポッドキャストの情報をリスナーに送るRSSの仕組みものぞいてみましょう。
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