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VMware vSphere 4の登場VMware vSphere 4徹底解剖(1)(3/3 ページ)

主要サーバ仮想化ソフトウェアであるVMware Infrastructure 3の後継バージョン、「VMware vSphere 4」が登場した。「クラウドOS」をうたい、基本機能を大幅に強化するとともに、重要な機能追加を行った。本連載では、このvSphere 4の主要機能を解剖する。

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仮想マシンのCPUとメモリのホットアド機能

 仮想マシンの保守性を向上させる機能として、CPUとメモリのホットアド機能が提供された。これは動作中の仮想マシンをパワーオン状態のまま、仮想CPU数もしくはメモリ容量を追加する機能である。

 ただしこの機能の利用にはゲストOS側の対応も必須となっている。vSphere 4環境においてホットアド機能の利用がサポートされるゲストOSは、Guest OS Installation Guideにまとめられている。ホットアド機能を利用したい場合は、事前にこのドキュメントを確認していただきたい。

▼Guest OS Installation Guide(PDF)
http://www.vmware.com/pdf/GuestOS_guide.pdf

 ホットアド機能がサポートされているゲストOSでは、仮想マシンのプロパティ画面でメモリのホットアド、CPUのホットアドそれぞれについて有効化することができる。

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図7 ホットアド機能がサポートされているゲストOSでは、それぞれの機能を有効化することができる

 ホットアド機能が有効化されている仮想マシンでは、パワーオン中であってもCPUやメモリの追加操作を行うことができる。

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図8 仮想マシンがパワーオン状態であっても仮想CPUを追加できる

 今回はvSphere 4の連載の初回ということで、ハイパーバイザおよび仮想インフラ構築の基本機能部分に注目して強化内容を紹介した。次回はネットワークに関する新機能について紹介する予定である。


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