連載
「頑張らなくても頑張れる」ってどういうこと?――「頑張らない」のススメ:仕事が「つまんない」ままでいいの?(18)(2/4 ページ)
この状況は頑張るべきか? それとも、頑張らなくていいのか……仕事の不満や悩みを解消するヒントをお届けする本連載。今回のテーマは、「頑張らない」です。
「頑張る」の意味
「頑張る」とは、どのような意味か辞書で調べたら「忍耐して、努力しとおす。気張る」とありました(出典:岩波国語辞典)。
スポーツ選手はよく、「オリンピックで金メダルが取れるように頑張ります」と言います。メディアに流れる過酷な練習風景を見ると、まさに「忍耐して、努力しとおして、気張って」います。
目的を達成するために、「忍耐して、努力しとおす。気張る」はとても大切かもしれません。けれども、頑張ることだけが、本当に正しいことなのかな……とも筆者は思うのです。多くのビジネスパーソンが、身を削って仕事を頑張っています。けれども、その弊害で、1人で悩みを抱え込んでしまったり、過度なストレスで心身を病んでしまったりする人がいるのもまた、事実です。
一言で「頑張る」のが正しいわけでもないし、「頑張らない」が正しいわけでもない。さて、どうしましょう?
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