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沖縄編:ヤギはめったに食べないよ!――沖縄の歴史、言葉、通勤着ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(9)(3/4 ページ)

沖縄といえば、「ちんすこう」「シーサー」「スピード」「ビギン」「米軍基地」。でも、それだけじゃないんです。U&Iターンの理想と現実「沖縄編」のスタートです!

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沖縄の言葉

 沖縄の方言全般を「ウチナーグチ」と言います。

 「うちなー」は本来は沖縄本島を指しますが、今では沖縄県のことを意味します。「うちなんちゅ」「うちなーんちゅ」は沖縄県出身の人のこと、「やまとんちゅ」は本土(県外)出身者のことです。

 「郷に入っては郷に従え」で、ウチナーグチを喋ると地元の人との距離が近くなります。私は積極的に勉強しています。

今日から使える「ウチナーグチ」7選

 職場や客先で使えるウチナーグチを、幾つか紹介しましょう。

. ウチナーグチ 意味
1 はいさい こんにちは(男性)
2 はいたい こんにちは(女性)
3 にふぇーでーびる ありがとうございます
4 うたいみそーちー お疲れさまでした
5 なんくるないさ どうにかなるさ
6 ちゃーびらさい おじゃまします
7 あがー、あがっ 痛い

 私はIターン当初、地元銀行のATMが話す(?)「にふぇーでーびる」の意味が分かりませんでした……。

沖縄の気候

 沖縄は「いつでも天気が良い」イメージがあります。

 しかし実情は、雨の降らない日は本土より少ないぐらいです。さらに「島の気候は変わりやすい」の例に漏れず、さまざまな表情を見せてくれます。

 朝起きたら大雨が降っていたけれども、出勤するころにはカンカン照り、帰宅時間になったらザーザーと降りだし、コンビニで傘を買ったのに外に出たらカラッと晴れている――こんなのは、いつものことです。

 夏の日差しはとても強く、日焼け止めが欠かせません。しかも、強いものをムラなく塗らないと、“まだら”になってしまいます。「肌はちょっと黒いくらいが健康的」なんて意見もありますが、ほどほどにしておかないと大変なことになります。

 冬は、降雪こそありませんが、グレイスカイ(薄曇り)の日が続き、厳しい海風が吹きます。気候の変化に適応していくのが実は結構大変です。

沖縄の服装

 皆さんは「かりゆし」をご存じでしょうか。

 公の場で着用できる、開襟の半袖シャツです。伝統の柄をあしらったものが多く、スーツのような感覚で、スラックスやスカートと合わせて着用します。

ギークス社員の通勤着

 ギークスのエンジニアたちは、どのような服装で仕事をしているのでしょうか。

 基本は、写真のような「半袖、短パン、島ぞうり(ビーチサンダル)」です。皆、元はヤマトンチュですが、かなり沖縄になじんでいるファッションですね。

 私は汗っかきなので、トップスの着替えを持っています。また、室内外の温度差が激しいので、女性社員はカーディガンを携帯しています。

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